2010年1月24日

Day 148

奮闘中です。
1ヶ月分の日記なんてそうそう書けるもんじゃないです。
もしかしたら帰国後に更新とか…。

最近色々とバタバタしててどうにもこうにも完成しそうにないので、
こちらにいる時に載せておくべき情報だけ簡潔に載せます。

えー、帰国日がとっくのとうに決まっております。
とっくのとうに知っておられる方も多いかもしれませんが一応。
1月26日(火)です。
午後8時頃に到着予定です。

…50時間後なんだけどね。
もっと早くここに書く予定だったのに。

では、願わくば帰国前に何か更新出来た時にまた。
とは言えその可能性はほとんどないので、また帰国後に。

2009年12月13日

Day 106

見事に風邪を引きずってます。
3日(木)スタートで6日(日)まで休んで、その後無理して仕事行ったからですね。
月曜日からほとんど良くなってない気がする…。
ちゃんと寝てるんだけどなあ。

今日はインターンシップの話でも。
今月1日からインターンシップを始めました。
面白そうだった旅行会社の方で無事採用されて、そっちで働いてます。
カルトレインの駅にほど近い、ダウンタウンからはバスで10分ほどのところにオフィスはあります。
10人くらいスタッフがいて、そのうちインターンシップの人が何人かいるみたい。
トルコ人、フランス人、ドイツ人、スペイン人などなど、国際色豊かなところです。
日本人も一人いて、日本語を話せるスタッフも一人います。

パソコンが得意です、って言ったからなのか、仕事は1つのプロジェクトを任されてる感じです。
誰かと一緒に仕事とかじゃなくて、俺が勝手に一人で進めるプロジェクト。
それが、外国人観光客向けのオーディオツアー作成。
今のところは一番人気らしいヨセミテへの日帰りパッケージについて、ガイドが英語で話す内容を
それぞれの言語に翻訳して、それを録音してMP3プレイヤーに入れて配布する計画みたい。
これで英語が話せない外国人も安心、ってことです。

今日までのうち、前半は商用利用可かつ無料のBGM&SE探し。
とことんケチる計画らしい。
そんな都合のいい音楽の配布サイトなんてそうそうなくて、
これを満足な量集めるだけで数日費やしました。
この辺りまではIT部門ってところにいて、Windows VistaのノートにMacのデュアルディスプレイの
超マルチディスプレイ環境でMacに苦戦しながら働いてました。

後半は録音。
2週目になったら別の部屋に移動させられて、パソコンもVistaノート1台になりました。
(´・ω・`)ショボーン
まずは日本語で、これについては男女で交互に話す方がバリエーションあっていいじゃん、
ってことで、俺ともう一人の日本人が話すことになりました。
日本語って噛むよね。
一人の録音に予想以上に時間がかかって苦戦。
俺も一人で寂しく会議室にこもって録音してみたけど、なにこのキモい声って感じ。
風邪引いてて鼻声みたいになってるし、そこらじゅうで噛みまくってるし言えてないし。
二人で交互に話すなんて賛成するんじゃなかった…。
まぁ音なんて画像より編集しやすいので、録音した後にいろいろと弄ってみました。
あとからどうにかなった…と信じたいけど。

金曜日は午前にドイツ語、午後にフランス語を録音。
どっちも全く知識がない言語なので録音が大変でした。
フランス語は慣れるとどこ読んでるのか分かるようになって、
間違って言い直したところとか言われなくても修正できるようになったけどね。
金曜日は確実に英語よりもドイツ語とフランス語に染まってたな。
あと「噛む」って単語が英語に出来なくてすごく困ってます。
なんて訳せばいいんだ…。

あ、今週末引っ越します。
レジデンスクラブに引っ越して一人暮らし始めます。
海外で一人暮らしってなんか格好いいじゃん。

今は通勤時間30分。
サンフランシスコ市の南端から東端に移動する感じなのでちょっと遠め。
これでも、フリーウェイを走る急行の路線バスが通勤時間帯限定で走ってるから速い方。
引っ越し後は多分20分以内くらいにはなる予定。
ダウンタウンに引っ越すのはいいけど、オフィスが遠いんじゃしょうがない。

あとストレス軽減も目的。
ウチのホストファミリーがひどすぎるんだもん。
風邪引いた時の朝飯に、袋タイプのインスタント味噌ラーメンが置いてあった時とか、
日常的に晩飯の時にホストファザーが臭いのキツいタバコふかしてる時とか、
夜中の10時過ぎても2階(リビング)が騒々しい時とか。
つか暖房でそのタバコのくっさい臭いがこの部屋まで流れてくるのがしんどい。
フィリピン系は感覚おかしいだろ。
よくあんなタバコ吸えるよな…。
日本じゃ絶対誰も買わない。
しかもそのタバコ吸ってゲホゲホやってるしw
1回吸うごとに咳するんならやめればいいのに、それでも吸い続ける意味が分からん。
ありゃそのうち死ぬな。
ホントにここはご飯と寝床の提供場所に成り果てました。
もしホームステイを考えているようだったら、そのファミリーの出身国を把握するべきです。
フィリピンや東南アジア系だったらやめておいた方がいいかもね。
少なくとも「アメリカ的」生活は期待できません。
これなら少し高くついても一人暮らしした方がよっぽどマシなはず。

昨日外を眺めながらバスに乗っていて、サンフランシスコ市内の住居のレベルに気がつきました。
一般的な住居でも大まかに分けて3レベルありそう。

●高級住宅
・整備された道の両脇に並ぶ
・芝生と庭つき
・眺めが良い
・新しい
・土壁みたいな質感の外壁に、乗っけただけみたいな屋根
・「お菓子の家」って聞いても納得

●中級住宅
・区画整理された感じで均等に並ぶ
・庭はあるかも
・見た目が普通

●低級住宅 ←ホストファミリーここ/一番多い
・1ブロックに詰め込まれるように並ぶ
・通りに面するドアが金網
・見た目古い
・防犯に金網を多用

特に蔑視する意図はなくて、分けるとしたらこうなるね、ってだけ。
でも行くんだったら高級住宅に行きたかった…。

最近は晩飯の時もアメリカのテレビ番組は見られません。
このところホストファミリーが見ているのがTFCチャンネルの「Wowowee」っていう番組。
フィリピン人向けの全世界放送で「わおわおうぃー」って読みます。
なんか有名らしい歌手が司会してるバラエティー番組っぽい。
視聴者参加型の番組で、ステージ裏にずらっと並ぶ観覧者まで巻き込んでます。
タガログ語なので全く内容を把握できないんですが、どういう流れか賞金が出る時があります。
つーか賞金を獲得するのが本来の流れなのか。
その賞金が現金で支給されててビックリしました。
司会者が手元のボックスから「はい、5000ペソ!」とか言って出すの。
日本じゃこれはないよなぁ。
あと、笑うべきらしいところで悪魔が笑ったような声が効果音で入るの。
まぁ前に見た台湾の番組よりはマシだったけど、これ意味分からん。
カメラワークもひどくて目が回るし、ADとか余裕でカメラに映ってくるし。
バラエティー番組は元から嫌いなんだけど、この番組を楽しめるのはホントに分からん。
何言ってるのか分からんのに言うのもアレだけど。
晩飯中かなりヒマ。

その番組を見ていて、フィリピン人の興奮の仕方を学習しました。
唯一知識になったのがこれか。
フィリピン人は興奮すると決まってジャンプしながら手を前に突きだして手先だけ振ります。
ジャンプしない人がいたり、腕が伸びきってない人がいたりするけど、基本フォームは一緒。
みんな同じってある意味すごい。
番組が作り出した文化なのか。

 
うん、いつもに増してろくでもなくひどい内容だったな。
つまんない日記読ませてごめんなさい。
またそのうち書きます。

2009年12月3日

Day 96

こんにちは、精神的に復活したなたねです。
学校はほぼ卒業しかけです。
インターン始めました。

噂では「マーケティング>マネージメント>コミュニケーション」という難易度だったみたいですが、
個人的な辛さレベルで言うと「マネージメント>マーケティング>コミュニケーション」でした。
今月の「マネージメント」のタームが「マーケティング」よりも辛さの面で上回ったのは、
マーケティングの時はお節介なブラジル人たちが仕事の大半を持って行ってくれたからみたいです。

今月はサンクスギビング(11月第4週木曜)があったので26日と27日が休校。
そのせいで最終週のタスクが水曜日までの3日間に詰め込まれ、
最終プロジェクトを完成させるために予想以上に大変なことになってました。

今回のマネージメントの最終プロジェクトの課題はこんな感じ。

次のどちらかの手法を選び、以下の内容を軸に調査し、レポートとプレゼンにまとめなさい。
・新たに企業(架空)を立ち上げ、事業を作成する
・既存の企業を調査する

(1) 事業内容説明
 ・ミッション
 ・会社の概要と説明
 ・製品あるいはサービス
 ・事業戦略
 ・独自の価値
 ・市場あるいは成長の潜在的可能性
(2) マーケティング
 ・目標市場
 ・価値命題
 ・競合
 ・プロモーションミックス
(3) 企業運営と財政
 ・企業構造
 ・価値連鎖
 ・財政構造
 ・財務諸表
(4) 人事
 ・経営陣
 ・企業文化
 ・組織図
 ・採用計画
(5) 成功の鍵(リスクや機会を鳥瞰し、必要ならば提言をつける)

チームメイトはブラジル人と韓国人。
ブラジル人は適当で頑なな意見も持たないタイプ。
韓国人は意見に反対されると引っ込み、考えがふらふらする流動的優柔不断タイプ。
俺は正直言うと意見出すのが億劫になってきてたので今回は静観。
過去2回のチーム内での俺の意見の扱われ方を考えると必然的にそうなる。

で主に韓国人の影響でテーマがふらふらし、最終的に俺が押しとどめて決定したのがこれ。
GEという略称で知られるGeneral Electricです。
(GMのGeneral Motorsじゃないよ)
日本では知名度も低い(特にビジネスと関わりがないと)のですが、世界的には超有名。
俺も知らなかったですが、世界一のコングロマリット(複合企業体)のようです。
あのエジソンが電球を発明したところから始まった企業っぽいけどよく知りません。
航空機のエンジンを始め、照明業界、金融業界、エネルギー業界、メディア業界などなど、
ありとあらゆる業界を席捲する大企業というわけです。
でも調べるには範囲が広すぎたので、その中の家電部門をピックアップ。
アウトラインを作成し、俺が唯一のマーケティング受講者ということで(2)を担当することに。
んでどうなったか、っていうのはこの後の長文日記に沿ってどうぞ。

 
【7日(土)】
前々日のBart車内で韓国人2人と話してて、「どっか行こうぜ」って流れになったので提案しました。
ツインピークスの夜景を見に行こうと。
相当キレイらしいってのは話に聞いてたし、写真見てもキレイそうだったから行きたかったんです。
んで「7日の17時に集合ね」ってことになり、
その韓国人が更に2人(日本人+韓国人女)を招集して結局5人で行ってきました。
以前に徒歩で行ったことがある俺が道を案内してツインピークスへ。
ふもとから歩くこと20分くらい。
感動したよ。

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真ん中のひときわ明るいのはMarket st。
奥に見える橋がベイブリッジでその手前の明るいのはフリーウェイ。
奥に光ってるのは対岸のオークランド。

うーん、これはキレイ。
世界三大夜景の異説にはサンフランシスコが含まれてます(あとベガスとサンパウロ)がそれも納得。
函館行ったこと無いけど、あそこで満足してるようならここ来るといいと思います。
多分どっこいどっこいかそれよりキレイ。
サンフランシスコに来たらここは行くべし。
帰国間際になったらサンフランシスコ観光名所おすすめTOP10でも作るか。
ここは間違いなく入るね。
昼夜で。

【13日(金)】
することもなかったので、気になっていたジョン・マクラレン公園に行ってみました。
ここは先日バスの車窓から景色を見てから行ってみたかったところ。
家からはバス1本で行けるので気軽に行ってみましたが、景色は今ひとつ。
丘の南向きの斜面で、見えるのは工場系の「典型的郊外」な景色。
どちらかというと景色よりも足下に広がる草原の方が気に入りました。
もう多分来ない。

【21日(土)】
19日から本格的に調査を始めたマーケティングのパート。
本当は日本語の文献で適当に済ませたかったのに、その知名度のせいでネットに情報が少なく、
結局英語で調べる羽目になって予想以上に時間がかかることに。
競合企業の情報も少なく、仕方なく現地調査を決行しました。
一人で。
向かったのはアメリカ大手の電気店、Best Buy。
サンフランシスコ市内に2店舗あるうち近い方に行ってみました。
目的はGEの白物家電の何品目かについて競合企業を調査すること。
冷蔵庫、オーブン、レンジ、食洗機を中心に調査しました。

最近Nationalが白物家電に専心するとか何とか言ってた気がするので、
たくさん日本メーカーが競合してるのかなぁと思ったらそうじゃなかったです。
どの製品についてもおおよそ共通するメーカーは以下の通り。

・Samsung
・LG
・Electrolux
・Whirlpool
・KitchenAid
・Frigidaire

Nationalを見つけたのはレンジで、しかもたくさんある中で1つだけでした。
日本まだまだ弱い。
つか韓国メーカーが意外と押しててビックリ。
LGはともかく、あのクソSamsungがここまで台頭しているとは…。
携帯では韓国メーカーが強いの知ってたけど、白物家電も日本負けてんじゃん。
ちなみにSamsungは、前に買った外付けHDDが3ヶ月でぶっ壊れて中身消えて以来の目の敵です。
中身がSamsung製HDDだって知ってたら買わなかったのに…。
以来外付けは中身が怖いので、信頼してる日立製をバルクで買って必ず自作。
あと韓国人の話によるとSamsungを日本語にすると「三つ星」らしいです。
五つ星じゃない理由は、韓国では三つがトップランクだからだとか。
…どうでもいいな。
サーバーの容量を無駄遣いするだけの、トリビア以下の無駄知識でした。

話は戻って、白物家電の他にデジカメも調査。
一応GEは作ってるんだけど、店員に聞いたら「GEは扱ってない」って。
ちなみにここでもSamsung活躍中。
でもデジカメ市場は日本勢で賑わってました。
さすが、カメラを提げて観光する姿が定番の日本人、カメラには強い。
主に見たのはこんなとこ。

・Sony
・Canon
・Fuji
・Olympus
・Nikon
・Kodak
・Samsung

トップはSonyとCanonっぽかったです。
Nikonも頑張ってたかな。

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こちらは冷蔵庫売り場。
恐ろしくデカいです。
人2人分以上は余裕であるデカさ。
あとアメリカの冷蔵庫は扉のところに氷と液体を供給するディスペンサー機能がついてるのが特徴。
冷え冷えのジュースやビールを扉を開けずに取り出せるとは便利。
日本もすればいいと思うけど、ちょっと文化的にズレがあるんだろうな。
アメリカみたいにキッチン&ダイニングでパーティー開いてエンジョイな文化とは違うし。

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アメリカのキッチンは基本これ。
4つ口のコンロの下にオーブンがついてるんです。
しかもデジタルで温度管理まで。
日本のコンロに魚焼き機能がついてるのの代わりだな、きっと。

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こちらはGEのレンジの在庫の山。
プレゼンでシェアの比較を一目瞭然にしようと思って撮ったもの。
ここがどこかって?
倉庫じゃないんです。
商品陳列棚の上なんですw
どうやって在庫取るんだろうとか、地震来たらどうするんだろうとか、いろいろ謎。
少なくとも地震来たら終わりだよなぁ。

【24日(火)】
インターンシップの件で担当の人から呼び出されました。
どうも第一希望の貿易関連の会社がどれもダメだった(募集してなかった)みたい。
2ヶ月で希望出すと面倒なことになるってのはこういうことね。
第二希望の広告関連は競争率が高く、代わりにと言って見せてもらったのが2つの企業。
1つは旅行会社。
ニッチ市場をターゲットマーケットに据えた企業で、企業の業務管理をする仕事みたい。
旅行そのものを管理したり、メールや電話の対応、翻訳やマテリアル作成もあるとか。
もう1つは学生向け海外インターンシップ派遣会社。
世界中の学生をアメリカの企業に派遣する会社。
ここも業務管理で、たった2人のスタッフと一緒にいろいろやるみたい。
んで迷いに迷った挙げ句、旅行会社の方で面接のアポを取ってもらいました。
でも30日(月)が面接日になって、取ってもらえたら火曜日から仕事、
そうじゃなかったら1週間先延ばしになってその間に職探しということに…。
こりゃ死ぬ気で受かるしかない。

【25日(水)】
最終試験&最終プレゼン&最終レポート提出…というハードな日。
もうね、死ぬかと。
前日はレポートを仕上げつつプレゼンをまとめ、試験用のカンニングペーパー(合法)を作って
結果的に寝たのが4時過ぎとかで3時間寝られただけでした。
それまでも睡眠不足が続いてたのに、更に3時間は辛い…。

でもまぁ試験は、7ptでレターサイズの紙(4枚)にびっしり詰め込んだカンニングペーパーのおかげで
どうにか切り抜け、レポートもプレゼンの前に完成させてプレゼンも成功。
観客が4人しかいなかったのが不幸中の幸いだね。
全く緊張しないで済んだです。

終わってさっぱり。
勢いで日本人の友達のパソコンのウイルス退治まで引き受けて夜中2時間くらい費やしました。
アホだな眠い。

【26日(木)】
アメリカでは11月第4週の木曜日がThanksgiving Dayになってます。
ちなみに次の金曜日はそこら中の小売店が安売りをするBlack Friday
翌週の月曜日はオンラインショップが安売りをするCyber Mondayです。
サンクスギビングからクリスマスまでの小売店の売り上げは、
年間の売り上げの半分を占めるとか占めないとか。
あと去年のBlack Fridayではバーゲンの時に2人が死んだみたいです。
死人が出るほど恐ろしいバーゲンって一体…。
店は朝4時半とかから開店するんだって。
モノが多すぎて通常の営業時間内では売り切れないからとか聞いたけど。
その4時半に買うために多くの店は何時間か前から列を作ったり、徹夜する人も普通だったり。
前夜に飲み明かして朝買い物に行く、って言ってた友達もいます。
どんだけ安いかというと、Best Buyでは通常なら$700~$1000くらいするだろうhp製ラップトップが
もちろん限定数で1台$199.99とかになってました。
あとはBlu-rayの映画が1枚$9.99とか。

俺は面倒だったのでこの死人が出るバーゲンには不参加を表明。
でもサンクスギビングには木金と合わせて2つのパーティーに参加することになってました。
いつの間にか。

サンクスギビング当日の木曜日。
この日はマーケティングの時の先生であるAlexiaにパーティーの招待を受けてました。
と言うわけでサンフランシスコの南にあるサンマテオ郡ベルモント市へ行くことに。

一緒に招待されてた他5人との待ち合わせは11時50分。
様々な計画の綻びによってその集合時刻前に暇が出来た俺はコイトタワーへ。
コイトタワーはコイト(Coit)さんの遺産で建てた塔らしいです。
高さは55mで、展望台に上るのには$4.50必要。

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これはバス停からコイトタワーに伸びる道。
写真だと良く分かんないけど、これ相当急です。
車は90度直角に駐車しなさいっていう標識が立ってますが、
坂の上側をぐいっと持ち上げたら簡単に坂の下まで転がっていきそうな角度です。

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外国風な情緒がある下町の景色。
こんなに細い道にも歩道があるのね。

集合時刻が意外と迫ってたのでコイトタワーの本格的な観光はまた今度に。
さっさとバスに乗って集合場所のカルトレインの駅に行きました。
まだ聖ペテロ・パウロ教会もちゃんと見てないし、いつかしっかり時間取って行こう。

ベルモントまでは、サンフランシスコとサンノゼを結ぶカルトレインに乗って行きます。
乗り物系が好きなので、実はこれに乗るのがパーティーと同じくらい楽しみだったり。
てなわけでカルトレイン。

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前面はこんな感じ。
ごっついです。
個人的には魔女の宅急便に出てきた電車を思い出しました。
んでホームが低いです。
超海外です。

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カルトレインは2階建て列車。
1階が4列シートで2階は2列セパレートシートになってます。
吹き抜けだったりします。
駅には改札が無くて、車掌が回ってきた時に切符を提示する方式になってます。
往路ではチェックされませんでした。
多分サンノゼに近づいた時に一斉にやるんだろうな。

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2階はこんなん。
窓は汚いけど景色はきれいです。
速度はBartよりは遅かったです。

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夜の写真だけど1階。
シートの作りもちゃんとしてて、雰囲気は日本の新幹線か特急みたいな。
値段も40分乗って片道$4.25と普通。

ベルモント駅には迎えに来てもらってアレクシア家へ。
アレクシア家は高台にあって、サンマテオブリッジとかよく見えました。
家には旦那さんと誰かと誰か(生徒?)がいました。

ジュースとかもらってしばし雑談。
そのうち焼きたてのターキーが出てきました。
これぞアメリカ。
「それでは外科手術を始めます」とか言って旦那さんが解体開始。
見事なまでに解体され、骨とかは鍋に、肉は皿へと移動。

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これターキー。
グロ注意。
刺さってるのは温度計みたいです。

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こんな本格的なおもてなしを受けました。
俺お土産の負担金$11しか払ってないのにいいのかな?

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カットされたターキーとハムとか。
何とかいうソースもありました。
名前忘れた。

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更にこんなに。
向こうからインゲンっぽい何か、小さなレタスの何か、ハッシュドポテト(?)、何かのご飯、
カボチャかなにかで作った何か、みたいな感じです。
…説明しない方がマシだったかも。
料理は分からん。

んで2皿目までおかわりしてお腹いっぱいになりました。
ターキーもこんなに食べると飽きるね。
伝統的なアメリカの料理らしいものは、現代のアメリカの食べ物とは全然違いました。
まぁ伝統って言っても数百年だし、どこ起源なのか知らないけど。

食後の雑談を1時間半くらいしたところでデザートタイムになりました。
正直まだそんなにお腹減ってない。

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もう説明しないので感じて下さい。
とりあえず全部おいしかったです。
やっぱり甘かったけど。

17時過ぎの電車で帰ることになっていたのでその辺でお開き。
行きと同じ車に7人が詰め込まれました。
ちなみに2列シートなので大変です。
運転席と助手席に1人ずつ。
後部座席に4人詰め込み俺端っこ。
荷台(車内)に1人。
警察に見つかってたら大変だったな。

電車の中でもお腹いっぱいだったので、ホストファミリーに「夕飯いらないよ」って電話しました。
もうターキーはいいかも。

【27日(金)】
ブラックフライデーの安売りを華麗にスルーして2度寝。
起きたら15時とか過ぎてたので慌てて起きて18時集合のパーティー会場へ。
しかしこのパーティーには条件が一つ。
それは「自らの出身国の伝統料理を作るか買うかして持ってくる」こと。

つーわけでジャパンタウン。
日本のモノばっかり売ってるチェーン店のスーパーがあるのでそこへ。
迷った挙げ句に「たこやき」、「きなこ餅」、「せんべい」を買いました。

このパーティーは同じ学校の生徒がメイン。
大量の韓国人含め、全部で17人くらい参加したみたいです。

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そして再びのターキー。
昨日は飽き飽きしてたけど、こうしてお腹が減ってみると何回でも食えそうな感じ。

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ターキーとか肉じゃがとか枝豆とかあります。
俺は韓国人の女の子が作ってきた「キムチケーキ」なるものをもらいました。
好奇心で。
本人も言ってたけど、あれケーキじゃないよね。
どちらかというとお好み焼きに近いかも。
「辛いと食べられない人も多いかと思ってキムチは減らしてみた」って。
マズイとは言わないけど、好きこのんで食べる味じゃなかったね。
つか誰だよ、キムチをケーキにしようとしたやつ。
しかもケーキになってないし、失敗してるし。
一方俺が持って行ったたこ焼きは大好評でしたが、高かったきなこ餅は一部に不評でした。
あんなにおいしいのに、どうやら欧米系の人たちには分からんらしいね。

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お酒もあったけどチューハイ系が無かったので飲みませんでした。
日本人の女の子たちは、日本語勉強中のアメリカ人(男)に卑猥な言葉ばかり教えてましたw
これだから日本人はcrazyだって言われるんだ。
日本語のhentaiが海外で通用してしまうのも納得。

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こんなメンツ。
見た感じアジアだけど、その通り写ってるのはアジア人だけですw
手前とかにフランス系いたっけ?
もうアジアが濃すぎて忘れちゃった。

帰って写真を整理してみたら人物が写ってる写真が多かったです。
何このリア充感たっぷりなフォルダ。
普段ねこと風景ばっかりなのに。
多分最初で最後。

 
いつだったか忘れたけど、この間街で衝撃的な服装の女の人を見ました。
どうもアメリカ人っぽくて、日本語が書かれたジャージを着てるんですがね。
それがとにかくひどい。
ちょっとキリキリしてたんだけど、それ見て一瞬で和めましたw
写真を撮るわけにもいかなかったので再現画像を作りました。
こんな感じ

あと前も見てみたらちゃんと名札がついてて更に吹きましたw
こんな感じで

意味分かって着てるんだろうかwww
…いやこの微妙なニュアンスを含む何とも言えない言葉は外国人には理解し得まい。
製造元が日本なのか激しく気になるところ。
元ネタでもあるのかな?

インターンシップ始めたけど長くなるのでまた詳細は今度ね。
その前に風邪引きました。
最近寒かったのに3日にわたってジャケット忘れて外出したからです。
アホだな。
熱はないのでインフルじゃないです。
今は大人しくベッドに寝ながらパソコン中です。
まぁこの文章は何日かに分けて書いてるけどね。

栄養のつくものが必要だと思って買い物に行ってきました。
サラダも買ってきたけど栄養ドリンクも買ってきました。
アメリカの栄養ドリンク怖いけど。

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いろいろ栄養素とか辞書で調べるの面倒だったので適当に買ってきました。
これで$10だから高いね。
1本は62mlなので日本の100mlよりは少なめ。
ビタミンBが入ってるみたいだったので中身は黄色かと思ったのに、開けたらピンクで驚きました。
パッケージはオレンジなのに。

ふえー、とりあえず寝て治すしかないな。
なんでパソコンしてるんだろ俺。
寝ろよ。

そうそう、こっちではよくわけの分からん電話がかかってきます。
出てみると間違い電話と企業の勧誘が主。
友人と限られた企業にしか番号教えてないし、教えた友人の番号は必ず登録してます。
だから知らない番号とかフリーダイヤルとかは今まで半分以上無視でした。
でもたくさんかかってきて邪魔なので、ここで妙案を思いついたんです。

そうだ、全部「もしもし」って日本語で出てみよう。

まぁ友人は俺が日本人って知ってるから英語で「私はあなたの友人だ」って説明するだろうし、
企業はどうしても俺に用事あるなら何かアクション起こすだろうからね。
これで間違い電話は撃退(アメリカ人にかけたつもりなら謎の言語で返された時点で気付く)。
それから企業の勧誘も撃退(日本人なのにアメリカの製品をわざわざ勧めることもないだろう)。

んで風邪引いてる今日に限って計3本も知らない番号から着信が。
ええ、全部に日本語で出てみましたよ。
以下その記録。

1本目、カリフォルニア州内からの電話。
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「もしもし」
相「Hello???」
俺「へ、へろー」
ブツっ

2本目、フリーダイヤル。
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「へろー?」
相「ブラブラブラブラブラ…SS…ブラブラ…(風邪の頭で何言ってるのか聞き取れない)」
俺「のー」
相「えー、あなた英語を話さないの?(英語)」
俺「いえす」
相「じゃあ何語話者なの?(英語)」
俺「じゃぱにーず」
相「わかったわ、じゃあ次にかける時は日本語でかけるわ。いいわね?バーイ(英語)」
ブツっ
…面倒だったから英語話さないことにしてみたけど、結局英語聞き取ってるっていうねw
矛盾してたのに向こうは気付かなかったのかな?
まぁ次回は堂々と日本語で出られる。

3本目、フリーダイヤル。
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「へろー?」(だんだんやりとりが面倒になってきたので放棄)
相「あー、○○さんのお電話ですか?(英語、名前聞き取れなかったけど多分違う)」
俺「のー、ゆーはう゛ざうろーんぐなんばあ」
相「OK, thank you.」
ブツっ
日本人英語で通したのは演技じゃなくて、実際に風邪で頭が働いてなかったからね。
にしてもアメリカ人間違い大杉だろw
ちゃんと確認してから登録しようぜ。

 
さて長い日記を最後までお読み下さりありがとうでした。
飛ばした人もありがとうでした。
まずは風邪治します。
そのうちインターンシップについても書くから見てね。
いつになるか分かんないけど。
じゃねー。

2009年9月29日

Day 31

お久しぶりです。
気付いたら1ヶ月経ってました。
こんなんだと5ヶ月なんてすぐですね。
なんかいろいろあったので更新遅れてます…。

簡単な近況報告みたいなの。
勉強の内容自体はそれなりに面白いんです。
マーケティングって、勉強すると日常生活の色んなところの視点が変わるんだよね。
新しい発見が多いです。
でもなんか最近チーム行動する時が鬱です。
なんせ合わない。
いやこの疎外感はないわ。
悪い人じゃないんだよ、2人とも。
ただね、俺のこの性格とは全く合わないんだよね。
しかも2人とも同じブラジル人で通じ合ってて、俺よりよっぽど英語出来るし。
大したスピーキング能力が無い俺は萎縮しまくりで言いたいことも抑えたまま。
というか劣ってると感じた時点で精神的になんかなって言えなくなるみたいな。
なんか言っても大抵声が小さすぎて届いてないし。
最終プレゼンの準備中ですが、俺は内容と関係ない雑務をやらされているだけなのでヒマです。
話の流れでそうなってましたw
肝心のマーケティングプランは2人が全部やってくれました。
まぁやんなくていいからいいけど、俺勉強になってないな。
今日もさっきまでプレゼンの調整してましたが、俺の意見は大抵上書きされました。
多分いらない子です。
もう意見出しません><
10月になれば全部終わるからいいけど。
それまでちょっと我慢。

愚痴入りました、ごめんなさい。
先週の月曜日にふと食べ物を噛む歯を意識したら、
右側の方で重点的に噛んでることに気付いちゃったんです。
ということで「左側で噛んでみよう」とかみかみした日の夜…。
左の親知らず周辺が腫れましたw
ドラッグストアに出かけてそれっぽいのを買ってきたけどただの痛み止め。
口内炎に塗って直す的な薬があればよかったのに、ジャパンタウンにすらありませんでした。

仕方ないので歯医者を探したです。
保険は開始から90日間は歯科疾病に効かないとかで、全額自費のようです。
とりあえず日本語が使えるところをネットやタウンページっぽいので検索。
医療とか、日本語で説明されないとなんか怖いし。
学校帰りにそれぞれ寄って、日本語OKかってのと見積もりも出してもらいました。
ほとんどのとこは医師が日本人か、名前だけ日本風な日系二世。
受付の人は100%日本語が分からず、全部英語で説明して大変でした。
「歯肉炎」、「親知らず」、「診察」、「腫れる」、「用法」などの単語を覚えました。
多分歯肉炎とか以後使いません。
学校帰りに回ったところは大抵診察だけで75ドル~95ドル。
おかしいよ、この国おかしい。
薬付けたら治るかも知れないのに、それだけで1万近くも出せるか。

暇な金曜日に歯医者探し続行。
ホントはゴールデンゲートブリッジをチャリで渡るプログラムに参加したかったのに…。
このまま二度と開かれなかったら、1人でチャリこいで渡ってくることになるのかな。
この日、3ヶ所目に回ったのが中国人と日本人が共同で開設したっぽい歯科医。
ジャパンタウンにありました。
中入ったらどっちも二世な感じだったけど。
受付の人に訊いたら「日本人は日本語分かるけど今バケーションよ」って。
…まぁ歯医者さんも休養いるよね。
で見積もり聞いて、やっぱり同じくらいだったから「そうですか、どうも」って帰ろうとしたんだけど、
なんか受付の人が先生(中国人二世)に訊きに行ってくれて、
「とりあえず診てみて、それから考えましょう」って診察してくれることになりました!
レントゲン撮って受診。
どうやら親知らずの上の歯肉を切除しないとらしい。
一時的な処置で、将来的には親知らず抜かなきゃなんだって…。
こわいー。
しかも日本語じゃなくて結局英語だからいやだー。
でも、レントゲンから何から全部込みで100ドルでいいよ、って言われました!
多分普通にやったら200ドルは下らないと思います。
学生とか金ないとか言ってみて良かった!
やたー!
それでも高いけどね。

まず麻酔の注射。
しばらく放置されて麻酔が効いてきた頃になって、レーザーで歯肉切除。
全然痛くないや。
そんであっけなく終了。
ホントは処方箋だけど、「また薬局行ってお金要るだろうから」ってその場で処方してくれたです。
しかも丁寧に説明してくれたし。
まぁちょうど終わりの時間で俺が最後の患者だったのもあるんだろうけど。
んで100ドルは持ってなかったので50ドルだけ払ってさよなら。
残りは月曜日に持ってくることにして、ちゃんと今日払ってきました。

「宣伝しておきます」って言ってきたのでここで宣伝します。
安くしてもらった代わりに。
サンフランシスコにお住まいの皆さん、或いはサンフランシスコを訪れる予定の皆さん!
歯に違和感を感じたら、歯医者はここ、John Fong, D.D.S.へ!
Muniバスは2,3,4番ライン、Buchananで下車、そこから徒歩10秒!
1788 Sutter St., Ste.201 San Francisco, CA 94115 TEL: 415-563-2000

そんなわけで歯は今なんとかなりました。
もうちょっとすれば完全に痛みも消えるはずです。

なんか歯の話しかしてない気がするけどいいや。
またそのうち更新します。


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