2010年2月26日

After 32

はい、ようやく日記が出来ました。
本来は1月10日あたりに書く予定だったようで、画像ファイルのパスが01/10**.jpgとなっております。
一体どうしてこんなことになったんでしょうねー。

伸ばして溜めましたので、画像の量が半端無いことになってます。
なんと合計78枚です。
全部読んで全部画像見ると非常に時間がかかると思われますので、適度に読み飛ばして下さい。

書き出しは1月10日のものです。
書いていたのはどうにか覚えています。
状況描写がなかったら忘れてたけどw


こんばんは、今こちらは夜です。
書きながらケーブルTV経由で聞いているサンフランシスコのFMラジオ、
今ちょうど現代日本文化を紹介する番組をやっています。
プリクラ、アキバ、加藤事件、自殺、リスカ、10代の心の闇、ひきこもり、社会的風潮…etc
これが日本のマスゴミみたいに偏向報道じゃなくて、日本人の俺でも知らなかったこととか、
聞いているとふんふんと頷かされるようなことばっかり真剣にやっててなかなか面白いんです。
まぁネガティブな側面から日本を捉えてる気がしなくもないけど、
それでもなんかこう、上手いこと混ぜ合わせてそれなりの魅力を伝えてる感じがします。
素材がいいのか手法が巧いのか…。
こっち来てからというもの、日本のメディア(特にテレビ)って一体…って思うことが多いわ。
日本らしいと言えば日本らしいし、ああいうタイプの各種番組が好きな人もいるんだろうけど。
なんか日本の放送系って、こっちと比較しなくても遊んでいるというか幼稚な感じがするよねー。
語れるほど見てないけど、俺はこっちのメディアの感覚の方がよっぽど好きだな。

えー以降かなり長くなることが予想されますので覚悟して下さい。
ここで止めておくのも吉です。
1ヶ月も溜めるとこうなるんです。

[12月14日] ——————————————————————————————————————–
随分と前の話になります。
そして随分と季節外れになります。
いっそ梅雨の季節に話した方が季節外れじゃないんじゃないかと思いますが、
ユニオンスクエアに巨大なクリスマスツリーが飾られていたので見に行ってきました。

サムネイル
こんなん。
後ろに写っているMacy’sは、アメリカでは有名な百貨店です。
東急とか松坂屋とか、そんな感じ?
そしてどうもこのツリーもMacy’sの提供のようです。
天辺の赤い☆はMacy’sのトレードマークなのです。
普段ユニオンスクエアのシンボルになっているなんかの彫刻(左)の影が薄れて哀れです。
ちなみに彫刻の左側にはSafeway提供のアイススケートリンクがあります。
こちらは有料。
俺は滑れません。

[12月19日] ——————————————————————————————————————–
引っ越し当日。
午後3時になったら新居に入れるとのことだったので、昼過ぎまで時間を潰すことにしました。
行ってきたのは隣の市にあるホームセンター、Home Depot。
特に何か買う予定があった訳じゃなくて、単純にアメリカのホームセンターへの興味。
行くだけで金をかけたくないので、入念に計画を練ってタダで行く方法を思案。
フリーパスを持っているMuniバスが、
その店から数百メートルのところまで走っているのを発見したので、それで行くことに。
なんかアメリカに来て徒歩で市の境界をまたぐのって壮大な感じ。

ちょっと疲れましたが、巨大なショッピングモールの中にあるそのホームセンターに到着。
売っている物の値段は日本とほとんど変わらなかったですが、違ったのは品揃え。
郵便受けやドア、番地表示用の数字など、アメリカっぽいものがたくさんでした。

満足したので帰りにBURGER KINGでバーガー類を食べて帰宅。
その途中で別のショッピングセンターに寄りました。
アメリカのショッピングセンターにある特徴的な物がこれ。

サムネイル
自動販売機なんですが、注目すべきは売っている物。
なんとこれでiPodやらデジカメやらFMトランスミッターやら、高額なガジェットが買えちゃうのです。
支払いはやっぱりクレジット。
今まで買ってる人は見たこと無いんだけど、これ需要あるのかな。
わざわざ自販機で買うようなものじゃない気がする。
採算が取れているのか甚だしく疑わしい。
まぁ目立つところにピカピカと置いておくことで、商品の宣伝も兼ねてるんならいいのかも。

帰って引っ越し。
荷物が予想以上に多く、まず1回スーツケースに詰めるだけ詰めて移動。
タクシーは呼ぶのが面倒だったし、お金もかかるし、そもそも荷物を詰める容器がない。
というわけでバス→BART→バスという乗り継ぎを経て1回目到着。
結構疲れた。
予定では新居にスーツケースの中身をぶちまけてから空になったスーツケースを持って戻り、
もう1回運んで引っ越し完了、の予定でした。

しかしまずチェックインで問題発生。
IDはなく、100ドルのキャッシュとシティバンクのキャッシュカードだけ持って行ったんですが、
よく考えたらこれでチェックインが出来るわけもなく、IDがないなら金払って、ってことになり、
荷物だけ預けて最寄りのシティバンクまで走る羽目に。
1000ドル近い支払いだったので1ヶ所のATMでは一気に下ろせず、もう1ヶ所回ることになったし。
疲れた。

んで部屋に荷物置いて帰り、2回目。
これで終わりになるはずだったのに、この前安売りで大量に買い込んでしまったポテチが仇になり、
そのほか大量のお菓子類が山積みになっていたので2回での移動を断念。
学校行ってる間は何かと家で作業することが多かったからお菓子必要だったけど、
仕事始めたら時間が遅いからほとんどそういうこともなくなって、あんまり必要なくなったんだよね。
安売りで買ったの失敗だったな。
だって300g以上入ってるポテチが1袋2ドルなんだよ?
現在の円相場(90円/ドル)で換算したら180円だよ?

2回目は疲れたのでBART駅でエレベーターを利用。
日本では有り得ないことに、このエレベーターは地上からホームまで直結しています。
地上→改札(内側)→ホーム、って感じ。
市内ならタダで乗れるパスを持っているのですが、この前改札の階で降りて外側に手を伸ばして
パスを入れたら、通した後になんかアラームっぽい音が鳴ったことがあったのです。
それは無視してきたんですが、今回も同じことがあったら面倒だなと思ったのでそのまま来ました。
アメリカなら適当だからこのまま改札出られるだろうと。
んでBART乗って降りて改札へ。
自動改札はちょっと予想してたけど「駅員に見せろ」のエラー表示。
見せて駅員の横をすり抜けようとしたら呼ばれ、入場記録がないから金払えって言われました。
ちょっと詭弁っぽい論理で対抗してみたけど、「乗った駅に戻って改札通ってこい」としか言われず、
クソ重い荷物抱えてそれは面倒だったし、何しろもう夜で、往復したら30分以上損するのはイヤで、
でもアメリカにしてはレア、日本にしては普通なお堅い駅員だったので折れることも期待できず、
ふと思いついて地下のホームへ戻ってみました。
まぁそこからはご想像にお任せして、とにかく程なくして地上に出られたわけです。
あのシステムあったらアメリカでキセル乗車し放題じゃないか。

2回目を無事に運び入れた時点でへとへと。
スーツケース、バカみたいに重い。
あと駅員との論争で無駄に疲れた。
最初から正攻法なんてとるんじゃなかった。

やる気ゼロで3回目へ。
ここら辺で気付いたんだけど、往復で1時間半かかるってことは、3回したら4時間半…。
道理でもう22時近いわけだw
タクシーにしておけばよかった…。
空間認知能力をもっと鍛えよう。
まぁ3回目はスーツケース要らずのコンパクト荷物。
長らく世話になったファミリーに適当に別れを告げ、意識朦朧としながら新居へ移動。
これにて無事引っ越し完了。
疲れた…。

[12月20日] ——————————————————————————————————————–
観光の日。
新居はダウンタウン域内にあるので、観光するにはとっても便利になりました。
玄関出て目の前にバス停があるのは有り難いわ。
部屋から最短1分で着くw

どこに行くかをある程度決め、まずは5ブロックくらい上にある教会へ。
ガイドブックにあったし。

サムネイル
名前はグレース大聖堂。
結構デカかったです。
目の前には公園があって、どっちも人で溢れてました。
この辺りはノブヒルと呼ばれ、金持ちしか泊まれないようなホテルがたくさんあります。

ノブヒルはダウンタウンの辺りでは一番高いところのはずなので、
その中でも一番高いところを探して付近を歩き回りました。
結局どこだったっけ?
Sacramentとどこかの交点だった気がする…。

続いてバスで移動し、サンフランシスコ市街の遠景には必ずと言って良いほど写っている、
映画とかにも出てきて有名らしいトランスアメリカ・ピラミッドへ。

サムネイル
高さ260mで、市内では最も高いビルらしい。
オフィスビルで観光向けではなく、9・11を機に展望台も閉鎖されたんだとか。
ちなみに出っ張ってる部分はエレベーター用。
この写真だとそんなに高く見えないけど、下から見ると圧巻です。

続いてベイブリッジを見に行くために地下版路面電車、MuniメトロのMontgomery駅へ。

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駅内部はこんなん。
ホーム自体は長いのですが、車両は非常に短いため、乗る場所が指定されています。
乗車場所は上り下りそれぞれが対極の端っこに位置しているため、
乗車場所がある側とは反対側の入り口から入った場合など、
ホームを端から端まで歩く羽目になってとっても面倒くさいです。

またダウンタウンを通る4駅は、BARTが真下を通っています。
ただし運営主体が違うため、乗り換えは一旦上に出てから一番下へ下りるという厄介な方法に。

んで着いたベイブリッジ。
乗ったメトロが地上に出た辺りから雲行きが怪しくなっていて、景色は最悪でした。
残念ながら今日は撤退。
つか天気変わりすぎw

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ここがベイブリッジに最も近い、メトロTラインの駅。
さっきのメトロは地上に出るとこんな駅に止まります。
しかしちゃんとした駅があるのはTラインに限ったことで、
他のライン(LとかMとかある)は普通になんも無いところに止まります。
Tラインというと黒人を思い出すわ…。
今回の留学で黒人に対する印象が著しく悪化したのも一つの進化。

一旦家(というのか?)に戻り、傘を持って再び駅へ。
いつだったか、Muniメトロ全線制覇してやる、と心に誓ったことがあったので、
その実現に向けてこの日も1つのラインの終点まで行くことにw
中途半端に放り出したくなかったんだよね、何故か。

この日はNラインに乗車。
「Ocean」というライン名が表すとおり、海まで真っ直ぐ向かう路線です。
しばらく揺られて海に着きました。
午後5時半くらいだったと思います。
火山灰に空を覆われたかのような妙な暗さ。
ダークというか、ジメッとしたような雰囲気だったのに、砂浜には人がたくさんいました。
夕方だし寒いのにサーフィンしようとしてる人もいたしw
犬の散歩してる人がメインだったけどね。

[12月24日] ——————————————————————————————————————–
クリスマスイブ。
この日は前々から気になっていた、市庁舎のライトアップを見に行きました。
なんせクリスマス仕様になったライトアップが酷いもんでw

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実はその前の14日辺りに見に行って、普通のライトアップも撮ってきてました。
それがコレ。
そして…

サムネイル
24日に見に行ったらこうなってましたw
緑と赤って…。
いやそうするしか無かったんだろうけど、このセンスはちょっとないわ…。
アメリカ人的にはアリなのか?
もしかしてこれ変だと思うの俺だけ?
これだったらクリスマス仕様にしない方がいいと思うよ…。

[12月25日] ——————————————————————————————————————–
平日だったけど、「クリスマスだからオフィス開かないよ」ってことで休みになりました。
晴天に恵まれたこの日もまた観光の日。

まずは名前だけ聞いてて気になってた、ミッション・ドローレス教会へ。
行ってみましたがなんか普通でした。
外壁の彫刻は細かかったけど、あれは街路樹が邪魔すぎて残念なことになってるわ。
街路樹が入り口の前にどーんとあるもんだから、写真撮るアングルに困ったよ。
結局街路樹が思いっきり入り込んだ、何とも言えない写真になったのでした。
まぁあれが味と言えばそう思えなくもないけども。

そんで次にフェリー・ビルディングへ。
その名の通り、基本はフェリーの発着所で、裏側にフェリー乗り場があったりします。
でも観光的に知られているのは建物内の食品売り場。
よく分かんないけど、おいしいものが売ってるみたい。

んで入ってみたらなんかどの店も閉まってるし、建物内も全体的に暗い。
「?」ってなって反対側へ通り抜けようとしたら、「このビルは閉まるぞー!」って声が後ろから。
どうやら警備員みたいな人が建物を施錠するらしい。
クリスマスだから分かるけど、何故昼の13時に…?
「閉めるから早く出ろ」みたいに言われたので、他の人たちと一緒に反対側へ。
まぁこっちからでも道沿いに帰れるから問題ない。

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反対側には広場があったので、そこからベイブリッジを眺めました。
鳥もいました。
目の前で歩きながらフンしやがって…。
飛びながらされるよりはマシだけど。

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南へ向かって歩いていると見つけたのがこの車両。
ダウンタウンからフィッシャーマンズワーフまで向かうFラインの車両ですが、
これまた思いっきりクリスマス仕様にデコレーションされちゃってます。
元の色が緑と赤で、デコりやすいとでも思ったんだろうな。

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そのうち良い感じのアングルになってきたのでベイブリッジを撮りました。
ベイブリッジの正式名称は、サンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジ。
上下それぞれ5車線あり、幅は17m以上、長さは7.2kmの巨大な橋です。
ちなみにこの写真に写ってるのは西側の半分ね。
橋の中央にあるヤーバ・ブエナトンネルは、直径が世界一のトンネルらしいです。
5車線道路が上下セットで入ってるんだからデカいわ。
2013年には構造上の問題を改善するために東側だけ掛け替え予定。
…っていう情報は、大抵オーディオツアー作ってる間に覚えましたw
何気にガイドっぽくなってきたぞ。

話は飛んで、そう言えば仕事の方はこの辺りでオーディオツアー作成が一段落してました。
その後はWEBサイトの日本語訳を更新するんだとかで、
Excelにサイトの内容を区切ってまとめ、それぞれ対応するところを日本語にする作業。
なんせ日本語を実際に更新するのは日本語が分からないアメリカ人なんだからしょうがない。
つかこれだったら俺が直接ソース弄った方が早いw
その仕事も前の日本人からの引き継ぎでしたが、その訳が酷くてもう…。
目も当てられないような誤訳を直しまくってたら作業は遅々として進まず、
これならいっそ最初から訳し直した方が早かったんじゃないかと。
んでその仕事も1月半ばで一旦終え、再びオーディオツアーの作業へ。
5カ国語(英語、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語)を揃え、サンプルを作り、
MP3プレイヤーをテスト発注し、取扱説明書を作り、去るまでにどうにか一通りは終わりました。
と言ってもこれで終わったのはヨセミテ国立公園の日帰りツアー用だけなんだよね…。
別のスタッフに手順やソフトの使い方を教えて引き継いだし、
他のツアーに関してはそのスタッフがやるみたいです。
多分あれ単純に1つのツアーにつき1ヶ月はかかるよ…。
引き継いだスタッフは正社員っぽいから逃げられないわな。
大変だ。

話は観光に戻り、続いてFラインに乗ってコイトタワーへ向かいました。
コイトタワーはサンクスギビングの時に微妙な時間を使って来て、
結局満足に観光できずに終わってしまったところ。
この日こそは、というわけ。

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こちらはコイトタワーのちょっと下の歩道脇にあるフェンスの隙間から見える景色。
手前の草地にごろんってしたい。

その後ワシントンスクエアとその横の教会を見てMarket st.へ。
街は超クリスマスムードで、ここまでされると独り寂しくクリスマスの街を歩いているのも
この際どうでもよくなってきちゃうくらいです。

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これはFラインの、さっきとは別の車両の内部。
…これに掴まったらチクチクして痛いんだろうな…。
乗客への影響とか車両としての本質とか、色々無視してデコっちゃうのがアメリカ的だな。

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こっちは普通の状態の車両内部。
路線も端っこの方まで来るとこんなくらい過疎ります。

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Market st.の風景。
Walgreensは前にも説明した通り、ドラッグストア+薬局な感じの店。
この看板はとにかくサンフランシスコ市内に溢れていて、
この店からたったの170歩行ったところには別のWalgreensが構えているくらいですw
目と鼻の先だったので、実際に歩いて計測しました。

サムネイル
ここはFラインのカストロ駅(?)です。
終点なのでたくさん車両が止まっています。
ホリデーシーズンはリースが前に付けられていました。
なんかかわいい。
カストロではホントに6色の旗がはためいていました。
7色じゃなくて6色の理由は、行進する時に左右に分かれやすいから、らしいです。
道ばたには衝撃的な写真のポスターがありました。
でもポスター以外には衝撃的なものはなかったです。
多分ここは夜に活気づくんだろう。

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メトロのカストロ駅です。
線路の間の穴は、万が一落ちても轢かれないようにするためのもの?
あ、フローティング・ラダー軌道ってやつか。
日本も駅のところだけこの軌道を採用すればいいのに。
退避穴みたいなのよりこっちの方がいいじゃんね。

[12月26日] ——————————————————————————————————————–
さてこの日はかねてから計画していた旅行の日。
行き先はヨセミテ国立公園。
東に向かって山を登って行くと、ネバダとの州境に近い辺りに広がっているのがヨセミテ。
氷河が山をガリガリ削って出来た地形で、世界遺産にもなってます。
なんか前にどこかの「一生に一度は行ってみたいところランキング ベスト50」に入ってたような。
詳しくはWikipediaの当該記事を参照して下さい。

同行者は同じ大学(日本)、同じ学科の友人ROY氏。
彼もまた、サンフランシスコからほど近いサンラファエルに留学中なのです。
本当は韓国人もついてくる予定だったけど、電子辞書無くしてカネが無くなったらしくてキャンセル。
というわけで今回は2人旅なわけ。

1泊2日の予定で、費用は確か230ドルくらい。
日本円にしたら20000円ちょっとで、片道3時間半の場所に行くにしては普通だわな。

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早朝にフィッシャーマンズワーフから出発し、フリーウェイに乗ってベイブリッジを渡って東へ。
バスには最後の方に乗ったので、余っていたのは最後尾でした。
おかげでこんな写真も撮れたわけだけど。

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山道を登り、川沿いにぐねぐねと行き、昼過ぎにようやく到着。
遠すぎw
ここはなんかの滝。
名前忘れた。
目の前のはエル・キャピタンだったかな?
間違ってなければ世界で一番デカい一枚岩。
高さは1000m以上。
ロッククライマーの聖地だとか。

その辺りを観光した後、ベース的な役割を果たしているヨセミテロッジへ到着。
ここからは完全にフリーで、翌日の3時45分まで適当に回ればいいだけ。
だから安いんだな。

とりあえず見えた滝に行こうってことになりました。
しかし向かっている途中でハイキングコースを見つけ、
ROY氏たっての希望で「Upper Yosemite」と書かれた方へ行くことに…。

しばらくは平坦な道を歩き、その後キツい上り坂に。
ゴツゴツした岩場を登っていくわけ。
まぁ氷河が作ったんだから、なだらかな坂を期待するのが間違いなんだけど。
いかんせん体力が衰えまくっていて、かつて山岳部に所属していたのがウソのよう。
これは笑うしかないw
ちょっと登っては休み、ちょっと登っては休みを繰り返して行きました。
ROY氏は体力あったなぁ。
帰ったらしっかり運動するんだと心に決めたのでした。

そんなこんなで諦めかけながらも登り続け、ついに開けたところに到着。
ここがどうやらコロンビア・ロックってところらしい。

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地上からの高さは300m。
下を流れているのはマーセド川です。
ご覧の通り天気は酷いものでした…。
12月に行こうと思ったのが間違いだったのか。

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同じところから東の方を向いて撮った写真。
真ん中の変な形した岩は「ハーフドーム」って名前の岩で、ヨセミテのシンボルになっています。
写真では伝わらないのが惜しいですが、とにかくすごい迫力です。

サムネイル
なんか木が大きいのであんまり高く見えないような気もしますが、相当高いんです。
東京タワーの天辺から下を見るレベルの高さなんです。
名古屋的にはセントラルタワーズの天辺より50mくらい高いレベルなんです。
下の方にちょろっと見えるのがヨセミテロッジね。

その後更に上を目指すというROY氏に付いて上へ。
相当登りました…。
そして着いたのがここ。

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見えているのはヨセミテ滝。
高さは実に739mで、北アメリカでは最も、世界では5番目に高い滝です。
3段で下まで落ちていて、その構成はUpper、Middle Cascade、Lowerとなっています。
Upperは436mで、構成しているパーツとしては一番高い部分。
そのふもと付近まで来たわけです。
あ、写ってるのは俺ね。

持っていたビデオカメラ(双眼鏡代わり)で滝の天辺を見たら、どうやら展望台があり、
登っている道を更に登っていけばその展望台まで辿り着くことが出来るようでした。
しかし俺としては珍しく無計画でヨセミテまで来たため地図を持っていなかったのと、
進行方向から下ってきた一団がもろに登山者だったことと、
日暮れが迫っていたということもあって、その辺りで引き返すことになりました。

帰りも結構下りました。
あそこにマジで登るなら、最低でも登山靴は必要だわ。
行くなら夏だろうな。

麓に戻り、YARTSというバスに乗り込んで公園の外のホテルへ。
これが結構豪華。
多分実質一人あたり80ドルかそこらなのに、大きなベッドに簡易キッチン、大きなトイレ&風呂、
そして温水ジャグジープールつき。
満足満足。
アメリカでホテルに泊まるのはこれが初めてだけど、こんなんが相場なのかな。

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夜中に外に出てみたら野生のアライグマが出てきてました。
ご覧の通り、ゴミを漁って食べてます。
ぷっくりまるまる太ってましたw
フラッシュ焚いて撮りまくってたら、排水管をよじ登って宿舎のベランダに逃げられました。
あんなに太いのによく登るわ。

[12月27日] ——————————————————————————————————————–
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朝起きたら雨でした。
まぁ昨日の天気からしておかしくない。

ついでに公園内に戻るために乗らなきゃいけないYARTSの停留所を間違えました。
そのおかげで1本逃し、2時間くらい待つことになりましたwww
その後来た別のグループも同じように間違えていたので教えてあげました。
あれは間違えやすい。
しょうがない。

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「山の天気は変わりやすい」とはよく言いますが、ここまで変わるとは思いませんでした。
2時間と経っていないのに天気はこの通り回復w
青天の霹靂の逆バージョンか。

その後やってきたYARTSに乗り込んでヨセミテ公園内へ。
公園内では雪だったようで、途中でバスがチェーンを付けることになって停車しました。
おかげでエル・キャピタンをゆっくり見られました。

ヨセミテに着いてからはまた自由行動だったので、この日はバスで園内を回ることに。
シャトルバスの乗車は全区間無料。
何故なら公園入り口で入園料として10ドル支払っているから。

サムネイル
ヨセミテビレッジを散策した後ヨセミテロッジへ行って昼食を取り、それからセンチネルブリッジへ。
写真はその付近から北側を撮ったもの。
俺はこれを見て、雛祭りの雛壇に飾られる、菱形の餅(?)を真っ先に思い出しましたw
…どうしてこうなった?
どうしてこうなった!
   ∩∧__,∧  ♪
   ヽ( ^ω^ )7 
  /`ヽJ   ,‐┘   
  ´`ヽ、_  ノ
     `) ) ♪

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こちらはその先にあるカリー・ビレッジ付近からのハーフドーム。
どーん、って感じでそびえ立ってました。
あの迫力は実際行かないと絶対分からん。

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左を見たところ。
この辺にも名前がついてたはずですが忘れました。
俺はこれを見て、真っ先にチョコが混ざったパンを思い出しました。
あれ何て言うんだっけ?
チョココロネじゃないです、念のため。

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ちょっとズームしてハーフドームをワイドに撮ったところ。

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そこからまたバスで移動して、昨日行かなかったヨセミテ滝の下へ。
こうして見るとどれだけ高い滝なのか分かります。

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というわけで、落差97mのLower Yosemiteに到着。
いやぁ、写真が迫力とか壮大さを再現できないものだってことは分かってたけど、
俺は今までこの写真ほど、そういうものを再現できてない写真を撮ったことはないね。
どんだけチャチい滝だよこれw
なんだこれマジでものすごく小規模な滝に見えるw
落差97mって、電柱10本分だよ?
名古屋的には栄のテレビ塔の展望バルコニーレベルだよ?
何でだろう、実物は100mだなぁ、って納得できる壮大さだったのに。

この滝を見てたら時間になったので、バスに乗るところまで行ってバス乗車。
帰りにはエル・キャピタンの麓と、どこかもうちょっと先のところに停車しました。

サムネイル
こっちはどこか分からないところ。
ただでさえ聞き取りにくい英語のガイドを適当に聞き流してたからなw
なんか中国の水墨画に描かれてそうな雰囲気。

そんでそこを最後にバスはサンフランシスコへと向かい、夜10時頃に無事に家に到着しました。
230ドル支払っただけの価値はあったと思います。

[12月31日] ——————————————————————————————————————–
大晦日。
こちらで蕎麦を手に入れるのはそれなりの出費を必要とするため、年越し蕎麦は諦めました。
夕食はいつも食べてる手作りハンバーガーで。

サムネイル
材料はこれ。
卵、ハム、チーズ、そして(写ってない)パンです。
卵はアメリカだとこういう紙パックに入ってます。
これはノーマルなダースパックですが、18個入りとかそれ以上とかもあったと思います。
6個入りはこのパックが半分にされたのがありました。
スーパーの卵売り場では、卵がぐちゃぐちゃになったパックを見なかった日がありません。
必ず誰かが落としてぐちゃぐちゃにしていくみたい。
夕方とかに行くと、ぐちゃぐちゃになっていないパックを探すのが大変だったりしますw
卵の価格は日本より高め。
この12個パックで確か3ドルとかそんなん。
ハムはいろんな種類があっておいしいです。
価格は日本のを知らないので比較できません。
チーズも然り。
色々あった中から、よく分かんなかったのでアメリカンチーズを選んでみました。
パンはバーガー用に加工されたタイプ。
給食とかに出てきた丸パンが一番近いかな。
日本では個人用には出回ってないんだよね、アレ。

作り方。
部屋の中にはキッチンがないので大変です。
卵を焼くわけですが、これにはレンジを使えます。
1個だけ目玉焼き作る時とか、フライパンを片付ける手間を考えるとレンジが便利。
まず深めの耐熱皿に水を入れて捨て、内側を水で濡らします。
そこへ卵を割り入れ、黄身に1ヶ所以上の穴を開けます。
それから皿にラップをし、レンジに入れて1分から1分半加熱します。
破裂するような音を10秒くらい聞き続けた後に取り出すくらいがちょうど良いかな?
もちろんこれで出来るのは完熟の目玉焼きです。
なたねは完熟派なので、半熟の作り方は研究していません。
勝手にやって下さい。

目玉焼きが出来たらパンとハムとチーズと適当に組み合わせ、再度レンジで1分くらい加熱。
これでチーズもほどよく溶け、ハムもちゃんと温かくなった、おいしいハンバーガーの出来上がり。

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これが完成品。
この日はパンと卵を2個ずつ使いました。
手軽なんだけど、これがすごいおいしいの。
日本でも再現したいのに、パンがないんだよねー。
自分で焼けば出来るけど。

一人暮らし期間の夕食は、このバーガーかホットドッグ、あるいはバーガーチェーンで外食でした。
ホットドッグもソーセージがめちゃくちゃ安いし、パンもすごい安かったんだよね。
ホットドッグ用パンは8本パックで1.60ドルとか。
ソーセージなんか8本入りで0.99ドルだったなwww
それなりの味だったけど、不味くはなかったです。
ちなみに朝ご飯はシリアルとかパンがレジデンスクラブの最上階に置かれているので、
基本的にそこから適当に好きなのを持ってきて食べてた感じ。
昼食は仕事場近くのSubwayでFootlong(33センチのサンドイッチ)を毎回注文するか、
Walgreensで適当に見繕って買ってきて食べてました。
Subwayのサンドイッチ懐かしくなってきたわ。
最後にはポイントカード渡されるほど常連になってたし。
アメリカのSubwayは、ポイントカードの積極的な宣伝をしてないらしいからね。
店員がわざわざ渡してくるほど顔覚えられてたっぽいです。
あーSubwayのサンドイッチ食いたくなってきた…。
今調べたら名古屋にもあるのね。
栄に2店舗あるからどっちか行ってみるかな。

さて話は戻って大晦日。
平日だったので仕事があるのか微妙だったのですが、結局行かないことになり、
この日1日外出してなかったので、本当は年越しも部屋でのんびりテレビでもみながらでいいか、
って思ってたんですね。
21時頃にはニューヨークが年越しして、タイムズスクエアに集まった人たちが中継されてました。
23時頃始まった地元のニュース番組では、サンフランシスコの年越しイベントが紹介されました。
どうやらエンバーカデロのフェリービルディングの辺りらしく、
中継で人がたくさんいるのが見えました。
なんかありそうだったけど行く気はなく、「へー、そんなにいるのかー」とか見てたんです、最初は。
でも途中で何故か急に気が変わり、バスに飛び乗って会場へw
近くて良かったわ。
年越し10分くらい前に無事に着きました。
花火が上がるらしく、それを見るポイントを探し求めて歩

[1月1日] ——————————————————————————————————————–
いていたら年越ししてましたwwwww
ビデオで花火撮ろうと思ったのに、肝心の最初が撮れてないw
ポイント探すのに必死で、時計見てなかったわ。

サムネイル
こちらがその花火。
ベイブリッジの途中にあるトレジャーアイランド辺りから打ち上げてるっぽかったです。

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ちょっと長め、1分20秒くらいの映像です。
人がたくさんいます。
花火も単純なものばかりでなく、個性的な面白いのもたくさん打ち上げられてました。

帰って寝て、起きてから確かジャパンタウンに行ったんだと思います。
正月だったので何か豪華なものでも食べようと、カツ丼を買ってきて食べました。
あんまりおいしくなかったです。

[1月2日] ——————————————————————————————————————–
この日は日本人の友達が計画したおせちパーティーの準備。
日本語が読めるヤツか料理が出来るヤツは来い、ってことだったので行きました。
どうせすることもなかったし。

まずはおせちの中の何を作るか決めてレシピを調べ、材料をメモってジャパンタウンへ。
買い出しして帰ってきてある程度作り、冷蔵庫に保管とかして作業終了。
その後は何故か飲みになりましたw
この日は面白い人にたくさん会ったな。
よい一日でした。

[1月3日]
続く3日はおせちパーティーの当日。
参加費15ドルで集まったのは、大半が日本人と韓国人。
まぁ予想できたことだ。

サムネイル
作るのを手伝ったのは、伊達巻き卵、芋きんとんだったかな?
俺の思いつきの主張でナメコ汁も入ったけど、それは作ってないな。
昼過ぎに始まったパーティーは結局深夜まで続き、お酒も結構入りました。
酔わなかったけど。

[1月5日] ——————————————————————————————————————–
せっかくアメリカに行ったので、この日はアメリカらしいことをしてきました。
ガンシューティング、リアル射撃です。

仕事をちょっと早めに切り上げて17時にダウンタウンのPowell駅に集合、
それからBARTでSan Brunoまで行き、駅からはタクシーを呼んで射撃場まで移動しました。
6人の大所帯だったので、ミニバン的なタクシーを期待していたのですが、
ちょっと田舎のSan Brunoでは駅前に待ちのタクシーなどおらず、
最初にやってきたタクシーの運転手に「大きな車呼んでくれ」って頼んでしばらく待ちました。
その運転手は誰か別の客を乗せて去っていきましたが、
大きなタクシーを待っている間にまたその運転手が戻ってきました。
「まだ来ないよ」って言ったら、「じゃあ乗っていけ」ってwww
普通に4人乗り小型車なんだけどwww
粋な運転手の計らいで、アメリカでももちろん違法な7人乗り小型車が誕生。
助手席に2人(+運転手)、後部座席に4人という窮屈さ。
まぁ割り勘で安くなるからすごい有り難いね。

窮屈な小型車は、10分ほど走って射撃場に到着。
料金は12ドル、チップ込みで15ドルになり、一人あたりが2.50ドルと格安でしたw
帰りの時間になったら連絡しろ、と名刺を貰って別れ、いざ射撃へ。

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これは店の中にあった、多分売り物の銃。
銃は全く詳しくないから分かりません。

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こっちは確実に売り物の拳銃。
1丁で2250ドル(約20万円)とかwww
もっと安いのもあったけど、これは高い。
ていうか銃に性能差なんてあるのか。
撃てれば何も変わんないじゃん、と思うのは多分素人の考えなんだろうな。

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実際の銃を撃つ前に、法律で義務づけられたのかよく分かんないけど、訓練が必要みたい。
今回はこの訓練と、一人40発分のフリーシューティングがセットで50ドル。
ちょっと高いけど、まぁ良い経験だな。

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訓練を終えて実際に撃っているところ。
写ってるのは俺ね。
目にはゴーグル、耳には防音のヘッドセットを装着しています。
撃ったら反動がすごいんだろうと思ってましたが、実際は余裕でした。
手のひらを軽くパンチされた方が強いくらい、たいしたことない衝撃。
ちょっと拍子抜け。
いっそ吹っ飛ばされた方が面白かったんだけど。

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上の写真の距離で10発撃ってみた結果。
非常に軽い銃を使わされているようで、ほとんどぶれることもなく当たりました。
1回目なのに。
ちなみに10発中9発が10点、1発が9点でした。

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40発中31発目~40発目まではこの距離で撃ってみました。
さすがに難しく、何発かは外れました。
友達は、同じ距離で10発撃った後にターゲットを回収したら新品だったってビックリしてましたwww
そりゃ全部外れたんだよw
にしても俺髪の毛多いな。
11月から放置してたからな。

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40発撃ち終わり、また訓練受けた部屋に戻ってきました。
訓練したスタッフが、個人の所有物のライフル銃(?)を持ってきて見せてくれました。
それを持った俺がこの写真。
どうやらこの銃だけで140万円くらいするらしい。
おかしい。
そしてそのスタッフは銃に1億円くらいつぎ込んだらしい。
おかしい。

まぁそんな感じで終わり、帰りも同じ運転手(同じ車)を呼んで、またぎゅうぎゅう詰めで帰りました。
薬莢をお土産に持ってきたけど、税k (ry
(・ε・)キニシナイ!!
結論: 50ドルで経験できる経験としては合格点。
興味ある人はアメリカに行ったら行ってみるといいと思うです。
短絡的に韓国に行かないようにね。

[1月9日] ——————————————————————————————————————–
土日は観光。
まず、まだ乗っていなかったケーブルカーのカリフォルニアラインに乗車することに。

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このラインは他の2線と垂直に交わるようなルートを走ります。
端の乗車場所は駅のすぐ近くというわけでもなく、観光客は少なめです。
まぁ行き先がVan Ness Ave.だと、地元民ですらあんまり使わないか。
フィッシャーマンズワーフに行ける方がよっぽど便利。

んでその後ぶらついてたら、予約していた美容院から連絡が。
どうも予約がキャンセルになったから、日曜の予定を今日にずらしてもいいんだとか。
今日どうしてもすることがあったわけでもないので、すぐおkして美容院へ。

帰国日まで3週間くらいだったんだけど、さすがにあの量の髪の毛には耐えられなかったね。
シャンプーに時間がかかってしょうがない。
というわけで美容院を探していたんです。
アメリカ人はアジア人の髪質に慣れていないから上手く切られない、と聞いていたので、
今回は無難に日本人経営の美容院を探しました。
さすがに大きな都市なので、探したら美容院がたくさん出てきました。
その中からWEBサイトで料金を出しているところを絞り、あとは単純に料金の安いところで決定。

16時くらいに美容院へ入り、出てきた日本人のおばさんに切ってもらうことに。
若そうには見えたけど、多分あれは40代。
適当に要望を伝えてしばらくザクザク切って、ものすごくさっぱりしました。
切った髪を見たおばさん曰く、「こりゃ5人分はあるわ」。
ちりとりに山盛りになってたからな…。
俺も自分史上あんな量は見たことがない。
何ヶ月伸ばしたんだっけ…2ヶ月と1週間か。
なんでこんなに伸びるんだろう。
まぁ禿げるより随分マシだけども。

[1月10日] ——————————————————————————————————————–
ホリデーシーズンも終わり、道路脇には役目を終えたクリスマスツリーが転がり始めます。
ゴミに出されたわけです。
クリスマスツリー(´・ω・)カワイソス

さてこの日も観光。
出発前にルートを決め、まず向かったのはパレス・オブ・ファインアーツ。

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バスに乗ってのんびり終点まで行き、ちょっと歩いて到着。
なんかすごい彫刻が施された塔みたいなのがトレードマークのここ。
行ったはいいけど、一体何なのか結局知らないというw
名前をそのまま訳せば「美術の豪華建造物」。
まぁそんなところなんだろう。

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ちょっとだけ歩いて回ってすぐに移動。
次なる目的地はベイカービーチ。
乗り換えのために降りたバス停での光景がこちらの写真。
電線のようですがこれは厳密には電線ではなく、バスの電力供給線です。
サンフランシスコの公共交通機関は、アメリカ国内では発達している方らしいです(未確認)。
40年近く前の1972年に開業したBARTは、磁気を利用したキップに自動改札。
100年以上前から至る所にケーブルカーが敷設されており、バスの路線も多様。
まぁそんなわけで(?)バスも電化されているわけです。
電力の取得は電車のように菱形のパンタグラフで行っているわけではありません。
写真はないですが、2本の棒みたいなのが斜めに伸びて、電力を取ってるみたいです。
どういう仕組みなのか、結局住んでいる間には解明できなかったけど。
同じ道を走る路線がたくさんある時は、この供給線が2組敷設されるか、
その路線のうちの何本かが非電化の普通なバスになるかになります。
普通の非電化バスもたくさん走っていて、よく分かんないけどなんか環境に良いらしいです。
バイオ燃料だったっけ?
非電化バスは、いくつかの停留所をスキップする快速バスとかにも使われます。

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こちらがバス停。
バスは乗客が中でヒモをひっぱるかボタンを押すかして停車をリクエストするか、
バス停に乗車する乗客がいる時でないと停車しません。
これは日本も変わらないかな。
ヒモはアメリカ特有だけど。
あれは基本どこからでも引けるし、初期投資が安上がりなのがメリットだね。
壊れやすいから修理費もかさむけどw

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バス停によってはあと何分で来るのかを表示する電光掲示板がついています。
GPSとワイヤレスネットワーク使ってるはずなのに、すごく適当ですw
10分以上かかるって表示されてても、実際は1分後に来ることとか普通です。
ついでに同じ路線のバスが立て続けに3台来ることも普通ですwww
15分間隔の路線だったのに、一体どうやったらそうなるw

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バスに乗って降りて、しばらく歩いて着いたのがここ、ベイカービーチ。
ベイカービーチはヌーディストビーチとしても有名ですが、
ゴールデンゲートブリッジが綺麗に見えるスポットとしてもそれなりに有名です。
真冬に行っても裸でビーチをうろついている人なんていないです。
もちろん俺が見に行ったのはゴールデンゲートブリッジですよ、念のため。
あーそう言えば、杖ついて下半身丸出しで、海の方をひたすら眺めてる老人がいたな…。
寒くないのかな。
つか捕まらないんだね、やっぱり。

[1月16日] ——————————————————————————————————————–
再び土日になり、観光の日。
ちょっと天気が悪かったけど、この日も出かけました。

まずはバーナルハイツへ。
ダウンタウンからは離れたところで、9月に登ったデイビットソン山に近いところにあります。
標高は140mくらい。
ツインピークスには及ばないものの、その辺り一帯では一番高い丘になっています。

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バスをゆったり乗り継いで到着。
そこからのんびりと山腹に沿う形でぐるぐる回って登頂。
眺めは良く、遮るものがないのでぐるっと一周、景色が楽しめます。

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ダウンタウンもよく見えます。
天気が良ければ最高の景色だっただろうなぁ。
ツインピークスも良いけど、俺はここも推したいね。
なんでガイドブックに載ってないんだろう。

丘を下りてバスを乗り継ぎ、次に向かったのはカルトレインの22nd st.駅。
以前にここでも紹介したように、カルトレインの車両の迫力はかなりのもの。
そこでその車両と駅をリアルに撮ってこようと思ったわけ。
どうしてもカルトレインの駅への進入シーンが動画で撮りたかったの。

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ここが駅。
前にも述べたとおり、改札がありません。
キップ販売機だけは置いてあります。
上に被さっている巨大構造物はフリーウェイ。
デカい。
日本と同じく「ここまでしか出ちゃダメ」っていう黄色の線はありますが、
視覚障害者用の誘導設備が全くついていませんでした。
階段も階段しかないし、バリアフリーという点では最悪だったな。

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ホームの端っこにあった看板。
片や横断禁止の看板、もう一方は自殺防止の看板。
「1 800 SUICIDE」っていうのは電話番号です。
「1-800」とか「1-877」は日本で言う「0120」ですが、では何故電話番号に文字が入っているのか?
これは携帯電話のキーを見れば解決です。
「S」なら「7」、「U」なら「8」を押すんです。
もちろん「1-800」の後は7文字なので7文字の制限はありますが、
アメリカではこうすることで電話番号を覚えやすくしているのです。
日本の語呂合わせの代わりになっていますが、語呂合わせより遥かに効率的です。
日本でも「あ」~「わ」行でやればいいと思いますが、
アメリカほど携帯電話が電話のメインになっていないのが問題ですね。
全部の固定電話には「あ」とか書いてないでしょ、よく知らないけど。

つーか自殺防止に「SUICIDE(自殺)」って…。
「救いはあります!」って上で主張しておきながら、電話番号がすごいネガティブだ…。
文法的にはアレだけど、「GOD HELP」くらいにしておけば良かったのに。
番号が取れなかったのか予算をケチったのか。

この後上り下り、それぞれやって来た電車(1時間に1本)を写真とビデオに無事おさめました。
駅周辺をぶらついていたら廃トンネルを発見したのでわくわくして調査に向かい、
駅に戻ったら下り列車を逃した人がいて「電車行っちゃったの?」って訊かれたので
「行っちゃったよ」って答えて駅を去りました。
1時間待つとか最悪だな…。

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ダウンタウンに戻ってチャイナタウンへ行く途中のトンネルを撮影。
トンネルの上も下もStockton st.です。
脇の入り口から階段を上れば、上のStocktonにも出られます。
今回はそっちを通って向こう側へ。

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ここがチャイナタウン。
この通りは静かなもんで、Stocktonはいかにも中国人なおばちゃんばっかり。
主に食材店(野菜果物)、床屋(5ドルとかあった)、乾物屋、銀行が目につきました。
俺はここに安いキャリーバッグを探しに行ったわけですが、入った店で必ず遭遇する事態が、
①中国人に間違えられて中国語でいきなり話しかけられる。
②それを俺が否定する。
③まともに英語を喋らない店員。
④バッグを探しているというと積極的に売り込まれ、値下げもすぐする。
⑤とりあえず「それいいね」と言うと、いつの間にか買うことになってる。
⑥「まだ買わないよ、検討中」と言うと苦い顔をされる。
ってことです。
あれは疲れた。
キャリーバッグは最安15ドルからありました。
デザインが悪かったから買わなかったけど。
結局レジデンス近くの店で32ドルで買いましたw

[1月17日] ——————————————————————————————————————–
日曜日。
インターンは無給。
しかしそれではあまりに可哀想だと会社側も思ったのか、無料ツアーを手配してくれました。
行き先はどこでも良いらしかったので、行ったことのないソノマ・ナパへ行くことに。
ソノマとナパはワインの生産地として有名。
カリフォルニアワインは世界でも有名らしいですが、
その中でも大半のワイナリーが集まるのがソノマとナパなのです。

朝8時過ぎにピックアップされることになっていたのでレジデンス前で待ち、
しばらくしてやって来た、会社のツアー用ミニバスに乗り込んで出発。
ちなみにピックアップの到着は予定より20分以上の遅れでしたw
さすがにこのルーズさにはもう慣れたw
何事も時間通りに事が進まないとイライラする人は、アメリカに行くのだけはやめましょう。

バスの中は割とたくさん人がいましたが、基本的にアメリカ人でした。
まぁ観光客はよっぽど長期滞在するかワイン中毒者でもなければ、
「ワイン愛好家ツアー」なんて名前を冠したこのツアーには参加しないだろうね。
件のオーディオツアーはまだヨセミテしか出来てないから、このツアーは全部英語だし。

さてこのツアーは、ソノマに行く途中でミュアウッズ国定公園に立ち寄ります。
(旅程は仕事でほとんど覚えちゃった)
ミュアウッズ国定公園は、西海岸の海岸山脈に自生する巨木、セコイアが保護されている公園。
セコイアは世界で最も高い木として知られており、世界1位の高さのセコイアは112mだとか。

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ここでは1時間与えられ、入り口でもらった地図にあった1時間のおすすめコースを回ることに。
雨降ってたよ…。
天気悪い日を選んじゃったな。
セコイアは確かに高くて迫力があったけど、わざわざ入園料5ドルも払って行くところじゃなかったな。
もっとちゃんとしたコース回れば印象も変わるかも知れないけどね。

1時間後、公園を出発してフリーウェイに戻り、北に向かって走って1つ目のワイナリーに到着。
ワイン久しぶりに飲んだけど、あれはマズい。
あれをおいしいという人の気が知れん。
子供で結構。

俺はこのツアーにソノマの風景を見るために参加したので、ワイン云々はどうでもいいのです。
2~3杯だけテイスティングするフリをした後、残りを断ってワイナリー内の探索へ。
鳥がたくさんいました。

昼食はソノマのダウンタウンで。
ツアーって決められた場所に昼食に行くけど、一体あのレストランからいくら貰ってるんだろう。
たまごサンドにしたけど、あれはボッタクリの値段だったな。

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続いて2ヶ所目のワイナリーへ。
ここは丘にブドウを植え、その地下にワインの貯蔵庫を備えているワイナリー。
テイスティングの前にその中を見学させて貰えることになりました。

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貯蔵庫の中はこんな感じ。
何年か分のワインがここに貯蔵されてるっぽい。

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続いて行った3ヶ所目のワイナリー。
みんながワインを飲んだり選んだり買ったりしている間がヒマ。
せっかくなので風景を撮ってきました。
ブドウ畑の構造は、ソノマのどこへ行ってもこんな感じでした。
どうせなら収穫時期に来たかったなぁ。
タダだから文句言わないけど。

その後帰路につき、サウサリートを回って家まで送り届けられました。
このツアー、カネ払っては参加しないな。

[1月18日] ——————————————————————————————————————–
日本人の友達が、日本の歌が歌えるカラオケ店を見つけたらしかったので行くことに。
場所はPostとVan Nessの辺りで、日本料理店の地下に設備がありました。
地下に人が全然いないぞ…。
平日とはいえ、これは儲かってるのか疑問だ。

配信業者はDAMで、日本で歌える曲が普通に入ってました。
これはレア。
店のスタッフも、「こんなに入ってるのは全米でもここだけだよ」とか自負してました。
ホントかどうか知らないけど、この量は確かに半端無い。

6人で適当に歌い回して2時間。
久しぶりでなかなか面白かったな。
料金も10ドルいかなかったし、また来ていいレベル。
もう行けないけど。

[1月20日] ——————————————————————————————————————–
昼まで会社で働き、昼から学校へ行ってプレゼン。
この日はインターンの最終プレゼンをすることになっていたのです。

前日疲れながらもまとめた原稿とスライドを持って会場へ向かうと、発表者は俺一人w
しかも観客として生徒が何人か連れてこられたw
生徒知ってる日本人だしw
ついでにインターン志望の知らない生徒がメモ持って聴く体勢だしw
なんというプレッシャー…。
つかこんなことになるの分かってたらもっとしっかり練って作ってきたよ。
常に全力で行けない俺はダメダメです。

そんなプレッシャーの中、留学中に何度もやって鍛え上げた精神力をもってプレゼン完了。
クオリティはどうあれ、どうにか終わったです。
多分途中で噛みまくってちゃんと伝わってないw

その後会社に戻って仕事を続けました。
精神的に疲れた日でした。

[1月22日] ——————————————————————————————————————–
インターンの最終日。
与えられたタスクの締めの作業をし、継承すべきものは然るべきスタッフに伝え、
みんなと記念写真を撮ってお別れもして帰ってきました。

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ここが俺の仕事スペース。
狭かったなぁ…。

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ここが会社のスペース。
オフィスビルにテナントとして入ってるわけです。
4つ見えるドアのうち、左から3つ分の部屋が会社の入ってるスペース。
俺は左から3つ目のメインの部屋で仕事してました。

備忘録として俺が仕事でしたことをメモメモ。
・オーディオツアー作成に係る仕事全て
 (構成の決定、素材収集、音声録音、クリーンアップと編集、結合とチェック、最終パブリッシュ、
  サンプル作成、著作権保護機能導入の検討 etc)
・オーディオツアー提供に係る仕事の一部
 (MP3プレイヤーとイヤホンの選定、説明書作成、提供方法の計画 etc)
・WEBサイト日本語版更新作業
 (Excelファイルのシート構造を明瞭化、翻訳用のフォーム作成、翻訳訂正と新規翻訳)

帰ってからバーナルハイツへ。
前に行った時に、ここは夜景を見るなら最高だ、と確信したからです。

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読みは当たったです。
これは(・∀・)イイ!!
個人的にはツインピークスより好き。

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これはいいね。
人全然いないし。
てか俺一人だったしw
アクセスは少し不便だけど、この景色を見るためならそれくらいはしても損はないです。
ちなみに行きたい場合、BARTの24th st駅から出てる64番に乗って、
Bradford St & Esmeralda Aveの停留所で降りて、目の前の丘を登っていくのが最短ルートです。
もっと手前のRipley St & Folsom Stで降りると、そこから随分歩くことになります。
あそこは一番近いように見えて実は大変。
どちらの停留所もバス停の施設はないので注意。
Bradford St & Esmeralda Aveに至っては、道に停止線が引かれているだけですw
帰る際は注意。

[1月23日] ——————————————————————————————————————–
土日は晴れそうだったので、兼ねてから行きたかった、
ゴールデンゲートブリッジの展望ポイントを訪れることに。
しかしどうやらバスは通っていないみたいなので、残りの選択肢は車かチャリか徒歩。
車は免許ないし、徒歩で行くのは面倒だったのでチャリで決定。
友達が持っていたのを借りることが出来たので、レンタル費も節約していざ出発。

出発地は友人宅。
ヘルメットは無かったけど、とりあえず気にしないことにしました。
アメリカでは義務はないものの、着用するのが普通になっているのでちょっと浮きましたw

坂を上って北端まで下り、道沿いに西へ向かってゴールデンゲートブリッジへ。
その途中でマリナ地区に立ち寄りました。

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その海岸からの眺め。
午前中降っていた雨も上がり、なかなか良い天気になっています。

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そこから更に西進し、ゴールデンゲートブリッジの手前で坂を上って橋の高さへ。
北に向かって橋の右側は歩行者と自転車用、左側は自転車専用みたい。
一旦右側に入りかけましたが、あまりに歩行者が多かったので断念して左側へ。
この辺りで既に体力が底をつきそうになっていましたw
まぁ相当の距離走って来たんだけどさ。
昔はこんなもんじゃへこたれなかったからなぁ。

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何人ものチャリライダーに追い抜かれてようやく到達した1本目の支柱。
真下から見るとこんなに迫力があります。
1937年くらいに建設されて、よくこんなに立派に残ってるもんだわ。
これペンキ禿げたらどうするんだろう…。

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浮いているような写真ですが、別に橋から手を伸ばしたり宙に浮いたりして撮ったわけじゃないです。
支柱のところの歩道は、柱を回り込むような形で曲がっているのです。
そのためこのように橋から飛び出た部分に歩道があるというわけ。

はぁはぁ言いながらどうにか1.2kmの橋を渡り終えて対岸へ。
これは歩いて渡ると死ねる。
対岸に着いたら終わりではなく、そこから更に上らないと、景色の良いところには着きません。
対岸からはマリンヘッドランズという区域へ。
坂を押して上り、いくつか絶景ポイントがあった中で、帰りの体力が残りそうなところまで行きました。

何枚か写真を撮って来た道を引き返し、最も有名であろう絶景ポイントへ。
Battery Spencerという名のこのポイントには、その名の通り砲台跡があります。

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これがそこからの景色。
絵はがきとかになりそうな感じ。
これを見たかったんです。
ここまで来ると、俺がどれだけ走って来たのか分かりました。
これは疲れるわ。
だってこの写真の左端に見えるビル群の辺りからずっと来たんだもん。

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しばらく眺めて坂を下り、橋の下を渡って反対側にあった駐車場らしきところへ。
そこから写真を撮ってみたら、橋を真っ直ぐ通して見られる写真が撮れました。
ゴールデンゲートブリッジは両端がくねっと曲がっているのです。

そこまで行って帰路に。
帰りはホント死ぬかと思いました。
行きに下ってきた分だけ上るって…。
途中からはバス(チャリのラックがある)に乗って帰ることも出来たんだけど、
チャリと一緒に乗る方法が分からなかったので諦めました。
走ってもふらふらとしか走れなかったので、緩い坂道だったのもあって押して帰りました。
10ブロック以上は押して歩いたのかな?
そのうちに高いところまで戻ってきて、どうにか友人宅まで戻れました。
良かったー。

帰宅してしばらく休み、腹が減ったので再度外出。
どこにそんな力が残っていたのか、まずは例のくねくねしたロンバードストリートの上へ。
ここを前にケーブルカーに乗って通った時に、夜景が綺麗だから見に来ようと思ったのです。
で、ケーブルカーで行ってみましたが、ここは期待はずれでした。
邪魔なものが大杉。

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仕方なくダウンタウンまで戻り、街の風景を何枚か撮った後、BURGER KINGへ。
最後だったので予算の許す限りで一番大きなハンバーガーのセットを注文しました。

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それがこれ。
手で持って比較してみましたが、これで大きさが分かるといいな…。
ポテトの量も半端無いけど、一番半端無いのはこのジュースw
持った感じ、ざっと1リットルはあるよ…。
Lサイズすげぇ…。
でもこのセットで税抜き7.48ドル(約670円)だからちょっと高いかもね。

[1月24日] ——————————————————————————————————————–
この日のコンセプトは「撮り忘れた街を撮ってこよう」です。
そこら中回っていろいろ撮って来ました。

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珍しく昼前に部屋を出て、まず向かったのはPowellのケーブルカー回転場。
ケーブルカーはここまで来るとぐるーっと回転して進行方向を変えます。
カリフォルニアラインだけ、両方向に運転できるようになっているので回転場がありません。

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ここがBARTの改札。
というか改札機のアップ。
これがアメリカ標準なのか知りませんが、とにかく日本とは違います。
おかげで日本に帰ってきた時に間違えました。
キップやらパスを入れるのは一緒。
で、取る場所が違う。
入れた場所のすぐ先、改札機の真ん中より手前の隙間から飛び出してきます。
これを取ったら赤いゲートが開くという仕組み。
こっちの方が取り忘れなくて済むからいいと思うんだけどなぁ。
まあ中で機械処理する時間は日本と同じくらいかかるわけだから、
スイスイ歩いて行きたい日本人にとっては微妙かもな。
このシステムだとゲートが開く前に一瞬立ち止まることになるし。

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駅から乗ったのはLライン。
これで最終日にしてMuniメトロを全戦制覇。
やたー。

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これが車両。
本当は乗車した時に2ドル払ってチケット貰わなきゃいけないんだけど、
ワンマンカーな上に、料金の回収機が運転手の横にしかないのが問題。
みんな一番近いドアから乗ってきます。
乗ってから運転手のところまで行って払う人なんて稀だし、
そもそも後ろの車両は前と「繋がってるだけ」なのです。
つまり前の車両と行き来できないんです。
この時点で「どこからでも乗っていい」って言ってるようなもんだよね。
ドアには「先頭車両から乗って下さい。法律です」って書いてあるのに。
(ちなみにアメリカでは「これは○○法○条に定められています」と至る所に書かれている)
まぁみんな俺みたいにフリーパス持ってるんだろうけど、持ってない人も紛れてるよきっと。
ダウンタウンの駅で降りると出口に改札があるんですが、これは回せば出られるタイプ。
だけどここにたまーに「チケット見せて」っていうスタッフが立っているので、
キセル乗車して来るとここで捕まって罰金取られます。
確か最大500ドル。

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その後ダウンタウンに近いSafewayというスーパーに行ってきました。
これはレジの様子。
奥に見える「express」は、15アイテム以下の会計をする人専用のレジ。
アメリカ人はクレジットカードで買い物をする人が大半なので、日本よりも会計に時間がかかります。

レジを通す方法もアメリカは日本と違います。
バーコードを読み取るアレの手前にはベルトコンベヤーがついています。
レジに来たらまずカゴからコンベヤーの上に商品を全部移します。
そうすると店員が足でベルトコンベヤーを操作して、バーコードを読み取るアレの近くまで運び、
それから1点ずつ読み取って反対側へ送るというわけ。
ベルトコンベヤーは読み取る機械の手前までしか伸びていません。

客が並ぶ場合、まず前の客の買う商品群の後ろにプラスチック製のバーを置きます。
これで前の客の分と区別するわけ。
店員はバーまで来たら会計に入るのです。
このバーには大抵広告がついているので、恐らく無料で提供されているか、
店側が広告料を取って広告をつけているんだと思います。
この媒体はなかなか面白い。

さて会計された商品は、客が支払金額を用意している間に袋詰めされます。
どんなに多くても店員が全部やってくれます。
でもたまに、車で来ていることを前提に一部省略されます。
俺歩きなんだけど。
袋は紙袋。
サンフランシスコでは一定の基準を満たさないビニール袋が条例で規制されています。
それが理由なのか知らないけど、SafewayやWalgreensでは紙袋に入れられます。
チャイナタウンに行くと必ずビニール袋で、しかも色がピンクです。
なぜ。
これは最後まで理由が分からなかったけど、
ピンク色のビニール袋を持って街を歩いていると、中国人として見られるのは確実。

あ、現金で会計した後おつりが出るわけですが、おつりのうち小銭は自動で出てきます。
客の目の前に、機械からチャリチャリと。
紙幣は店員が直接渡してくれます。
これすごく受け取りやすいから、日本も導入するべきだと思います。
よく小銭が自動で出てくるレジはあるけど、あれを客側に向ければいいのになんでそうしないんだろ。

あと、写真に見えるカートは相当大きいです。
日本の2.5倍は少なくともあります。
逆に持ち歩くタイプのカゴは日本より小さいです。
あれは多分半分くらいのサイズw
極端だよアメリカ。

Safewayを出てダウンタウンまで戻ってケーブルカーに乗り、
フィッシャーマンズワーフまで行ってお土産のチョコを大量に買い、
ケーブルカーで戻る途中、坂の上にあるケーブルカー博物館へ立ち寄りました。
動かしているケーブルが全部見えたり、ケーブルカーの仕組みや歴史を紹介してたりして、
予想外に面白かったので少し長居してしまいました。
あそこは入場料もタダだから1回行くべき。

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再びダウンタウン。
これが俺のメインの足となっていたMuniバス。
ユニオンスクエアの南側を通る38番ラインです。
このラインは快速、普通共に非電化。
主要ラインなので車両はデフォルトで2連結されています。
写真に見える蛇腹の部分で繋がっていて、蛇腹がくねくね曲がってカーブにも対応します。
これ相当長いです。
バスの運転手プロすぎ。
車両の前にある黒いバーが、自転車を乗せておくラック。
乗せたい人はどうにかしてあのラックを出して乗せ、どうにかして降りてから元に戻すみたい。
俺はその方法を知らなかったから乗せられなかったわけで。

その後一旦部屋に戻ってから、4ヶ月世話になっていたホストファミリーのところへ。
出てくる時「帰る前にまた寄るわ」って言ってきちゃったんだよね。
んで行ったらすごい歓迎されました。
写真撮って「数年以内にまた来るわ」って言って帰ってきました。

帰宅してさっさと帰国の準備。
レジデンスのフロントで借りてきた体重計に乗せながら調整してみたけど、余裕でオーバーでした。
スーツケースとキャリーバッグの2つに詰めたわけだけど、どっちも50ポンドまで無料なので、
小さなキャリーバッグの方に重い紙系を詰め込んで均等になるように頑張りました。
ある程度詰めて、後は空港で調整することにして終わり。

夜は残った食材や日用品を処分するのに苦労しました。
引き取ってくれた友人に感謝。
食材はどうしようもないから食べたけど、1袋だけ残していたサラダが印象的でした。
あれは雑草だわ。

[1月25日/26日] —————————————————————————————————————–
ついに帰国日。
雑草にうなされたのと、食材の処理とかで睡眠時間が削られたのがあって、
予定していた時刻には起きられませんでした…。
数時間寝坊したけど飛行機に間に合わないとかではなく、少し急いで準備。

チェックアウトしてレジデンスの外へ。
今回は荷物が4つ(肩掛け、リュック、キャリーバッグ、スーツケース)なので、
バスとBARTを乗り継いで行くのは困難と判断。
インターン先の会社が空港送迎サービスを提供していたので、事前にお願いしておきました。
そしたらタダになりましたw
期待していたわけじゃなかったけど、16ドル浮いて良かったです。

しばらく待ってやって来たバンに乗って空港へ。
サミシス。
空港に着き、久しぶりにチップを払って空港内へ。
チェックインしてみたら、キャリーバッグが45ポンド、スーツケースが70ポンド少しオーバーでした。
70ポンドが預けられる最大なので、それを少し調整して超過料金の50ドルを払って完了。

出国の色々は1回経験済みだったのですごくスムーズでした。
セントレア、成田、サンフランシスコは結構慣れたです。
どれもこの旅で4回ずつ使ったからなぁ。

事前に席を変更したのもあって、隣は見事に空席。
とっても快適でした。
席に付いていた液晶は途中で壊れたけどw
映画見てたら途中でRGBのRが切れたっぽくて、画面が緑っぽくなったよw
あと音声切れるしw
まぁ隣が使えたからいいけど。

名古屋行きの便も、事前に見た時は満席だったのに実際は隣が空席でした。
快適快適。

その後無事にセントレアに着き、大量の荷物を持ってどうにか帰宅。
ふ、こんな荷物、前にパソコンを液晶と本体セットで一気に持って帰った時よりマシだわ。
あれはマジで死ぬと思った。

ふへー、日記終わった。
ここまで読んだ人いるの?

さて、なんか前に宣言してた気がするので、ここで「なたね的観光スポットベスト10」をお届けします。
マウスオーバーでコメント見えます。
サンフランシスコは観光地としてはかなりいいところだと思います。
ロサンゼルスよりオススメ。
見るところたくさんだし、コンパクトにまとまってるし、雰囲気がいかにもアメリカ的だし。
ではどうぞ。

サンフランシスコ近郊 観光スポットベスト10
1 ヨセミテ国立公園
2 ツインピークス
バーナルハイツ
3 ゴールデンゲートブリッジ
4 ケーブルカー
5 ユニオンスクエア周辺
6 フィッシャーマンズワーフ
7 ロンバードストリート
8 ベイブリッジ周辺
9 ジャパンタウン
10 チャイナタウン

行くなら夏で、連泊予定で行くのがベスト。
壮大な自然に心洗われること間違いなし。
張り巡らされたハイキングコースや眺望ポイントが魅力。
どちらも一長一短だけど、サンフランシスコの眺めは最高。
長所:ダウンタウンが近く見える/ゴールデンゲートブリッジ見える
短所:360度見えない
夜景見るならこっちもオススメ。
長所:360度見渡せる/ダウンタウンの遠望良し
短所:ダウンタウンが遠い
見るならBattery Spencerから。
橋は世界に数あれど、この橋はまた格別な迫力がある。
坂を上り下りする感覚が何とも言えず楽しい。
ステップ乗車をすればかなりのスリルも楽しめる。
乗るならフリーパスを買いましょう。
有名ブランド店が建ち並ぶエリア。
サンフランシスコの写真を撮るならこの辺りのPowell St.でおk。
アメリカ的雰囲気を味わいたい人、ショッピングしまくりたい人向け。
おなかが空いたらFラインかケーブルカーでここへ。
エビ、カニなどの海鮮が豊富!
IN-N-OUTのハンバーガーも食べてね。
ぐねぐねぐね。
車で行けたらいいけど、事故ったら怖いしタクシーを使うのもあり。
ケーブルカーで行って徒歩で下りるとのんびり楽しめる。
時間があればバスの108番ラインでトレジャーアイランドへ。
ヤーバブエナ島とかを散策するのもアリ。
時間がなければフェリービルディングの少し南から観光。
長期滞在者用。
あるいは緊急に日本特有の何かが必要な時に有用。
実用性という点で、市内ここに勝るところはなし。
観光するのも悪くはないかな。
日本人より中韓国人が多いので注意。
中国とアメリカの両方に行きたい人は、ここに行けば手っ取り早く解決。
英語表記の道路設備がなければもう完全に中国。
横浜中華街とかそんなレベルじゃないです。
つかサンフランシスコって歩いてるだけで楽しいからね。
途中の店に入ったり、道沿いの景色を眺めたり。
上のランキングはあくまでスポットを訪れるなら、っていう観点で。

そう言えば俺、結局新型インフルにかかってないぞ?
奇跡か。
毎日ビタミンC錠を過剰摂取ギリギリまで摂っていたのが効いたのかなw
でも風邪は1回かかったな。

さてさて、長い記事でした。
結局テキストベースで70KB以上になりました…。
ちゃんと読んでくれた人、貴重なお時間を奪ってしまい申し訳ありませんでした。
ありがとうでした。
飛ばしたけど読んでくれた人も、わざわざ読もうとしてくれてありがとうでした。
ここしか読んでない人は、出来たら最初から読んでくれると嬉しいです( ;∀;)

今後の更新予定は今のところありません。
もしかしたら何か書くかも知れません。
書かないかも知れません。
いずれにしてもここのサーバーは個人サイト、Inside Stomachと同じサーバーですので、
あっちを継続する限りはここを閉鎖することはないと思います。
RSS取ってやってもいいぞ、って人は是非お願いします。
ただし更新なくても怒らないでね。

時間がある人は是非、Inside Stomachの方も見てみてください。
ろくなコンテンツはないですが、暇つぶしにはなります。
右のリンクから飛べますのでどうぞ。

1ヶ月以内ならコメント出来ますので、コメントしたい方はお気軽にどうぞ!
ではまたいつか、更新する時まで。
ノシ

2010年1月4日

Day 129

あけましておめでとうございます。
しばらく放置しましたごめんなさい。

書こうと思ってたことがたくさんあるのに、1回書くチャンスを逃したらそのままずるずると来まして、
ネタがどんどん溜まっていって一層書くのが面倒になって来るという次第であります。

インターンは、インターンとは言え正社員と同じフルタイムの労働。
朝は9時から夜は6時まで、1時間の休憩を挟んで計8時間働いて帰ってきます。
帰ってご飯食べてたまに洗濯してネットして寝て起きて仕事行って帰って…のループ。
土日は溜まった疲れを取ったり、まだ行ってないところに行ってみたり。

インターンは無給でやってるんですが(むしろお金払ってやらせてもらってます)、
週40時間で4週働いてる俺は、もし有給だったらいくらもらえてたことになるのか計算しました。
まずは派遣社員と仮定して、低めに見積もって時給1500円とすると全部で24万円。
いろいろ買えるのに。
次にバイトと仮定して計算。
サンフランシスコの最低賃金は、最近バスの広告で見たのがたしか時給9.79ドル。
マジたけぇ。
円に換算しても900円くらいだもんな。
さすがに最低賃金の仕事ではないと信じたいので1000円とすると、全部で16万円。
うわー新しいパソコン1台組める。
でも実際これじゃ、月9万くらいの家賃と月3万くらいの雑費差し引いたら4万しか残らんね。
あんだけ働いて、生きるだけにその4分の3も持って行かれるなんて、人生は辛いね。

さて、多分そのうちやる気が出たら書きます。
以下書く予定のネタリスト兼覚え書き。
・引っ越ししたよ
・クリスマス寂しかったよ
・カリフォルニアの奥地まで遊びに行ったよ
・年越ししたよ
・お正月だったよ
・銃だよ
・帰る日決まったよ

頻繁にチェックしてくれてる人が万が一いたらごめんなさい。
ちょっとずつ書き溜めていって、多分そのうち暇な時に更新します。

2009年12月13日

Day 106

見事に風邪を引きずってます。
3日(木)スタートで6日(日)まで休んで、その後無理して仕事行ったからですね。
月曜日からほとんど良くなってない気がする…。
ちゃんと寝てるんだけどなあ。

今日はインターンシップの話でも。
今月1日からインターンシップを始めました。
面白そうだった旅行会社の方で無事採用されて、そっちで働いてます。
カルトレインの駅にほど近い、ダウンタウンからはバスで10分ほどのところにオフィスはあります。
10人くらいスタッフがいて、そのうちインターンシップの人が何人かいるみたい。
トルコ人、フランス人、ドイツ人、スペイン人などなど、国際色豊かなところです。
日本人も一人いて、日本語を話せるスタッフも一人います。

パソコンが得意です、って言ったからなのか、仕事は1つのプロジェクトを任されてる感じです。
誰かと一緒に仕事とかじゃなくて、俺が勝手に一人で進めるプロジェクト。
それが、外国人観光客向けのオーディオツアー作成。
今のところは一番人気らしいヨセミテへの日帰りパッケージについて、ガイドが英語で話す内容を
それぞれの言語に翻訳して、それを録音してMP3プレイヤーに入れて配布する計画みたい。
これで英語が話せない外国人も安心、ってことです。

今日までのうち、前半は商用利用可かつ無料のBGM&SE探し。
とことんケチる計画らしい。
そんな都合のいい音楽の配布サイトなんてそうそうなくて、
これを満足な量集めるだけで数日費やしました。
この辺りまではIT部門ってところにいて、Windows VistaのノートにMacのデュアルディスプレイの
超マルチディスプレイ環境でMacに苦戦しながら働いてました。

後半は録音。
2週目になったら別の部屋に移動させられて、パソコンもVistaノート1台になりました。
(´・ω・`)ショボーン
まずは日本語で、これについては男女で交互に話す方がバリエーションあっていいじゃん、
ってことで、俺ともう一人の日本人が話すことになりました。
日本語って噛むよね。
一人の録音に予想以上に時間がかかって苦戦。
俺も一人で寂しく会議室にこもって録音してみたけど、なにこのキモい声って感じ。
風邪引いてて鼻声みたいになってるし、そこらじゅうで噛みまくってるし言えてないし。
二人で交互に話すなんて賛成するんじゃなかった…。
まぁ音なんて画像より編集しやすいので、録音した後にいろいろと弄ってみました。
あとからどうにかなった…と信じたいけど。

金曜日は午前にドイツ語、午後にフランス語を録音。
どっちも全く知識がない言語なので録音が大変でした。
フランス語は慣れるとどこ読んでるのか分かるようになって、
間違って言い直したところとか言われなくても修正できるようになったけどね。
金曜日は確実に英語よりもドイツ語とフランス語に染まってたな。
あと「噛む」って単語が英語に出来なくてすごく困ってます。
なんて訳せばいいんだ…。

あ、今週末引っ越します。
レジデンスクラブに引っ越して一人暮らし始めます。
海外で一人暮らしってなんか格好いいじゃん。

今は通勤時間30分。
サンフランシスコ市の南端から東端に移動する感じなのでちょっと遠め。
これでも、フリーウェイを走る急行の路線バスが通勤時間帯限定で走ってるから速い方。
引っ越し後は多分20分以内くらいにはなる予定。
ダウンタウンに引っ越すのはいいけど、オフィスが遠いんじゃしょうがない。

あとストレス軽減も目的。
ウチのホストファミリーがひどすぎるんだもん。
風邪引いた時の朝飯に、袋タイプのインスタント味噌ラーメンが置いてあった時とか、
日常的に晩飯の時にホストファザーが臭いのキツいタバコふかしてる時とか、
夜中の10時過ぎても2階(リビング)が騒々しい時とか。
つか暖房でそのタバコのくっさい臭いがこの部屋まで流れてくるのがしんどい。
フィリピン系は感覚おかしいだろ。
よくあんなタバコ吸えるよな…。
日本じゃ絶対誰も買わない。
しかもそのタバコ吸ってゲホゲホやってるしw
1回吸うごとに咳するんならやめればいいのに、それでも吸い続ける意味が分からん。
ありゃそのうち死ぬな。
ホントにここはご飯と寝床の提供場所に成り果てました。
もしホームステイを考えているようだったら、そのファミリーの出身国を把握するべきです。
フィリピンや東南アジア系だったらやめておいた方がいいかもね。
少なくとも「アメリカ的」生活は期待できません。
これなら少し高くついても一人暮らしした方がよっぽどマシなはず。

昨日外を眺めながらバスに乗っていて、サンフランシスコ市内の住居のレベルに気がつきました。
一般的な住居でも大まかに分けて3レベルありそう。

●高級住宅
・整備された道の両脇に並ぶ
・芝生と庭つき
・眺めが良い
・新しい
・土壁みたいな質感の外壁に、乗っけただけみたいな屋根
・「お菓子の家」って聞いても納得

●中級住宅
・区画整理された感じで均等に並ぶ
・庭はあるかも
・見た目が普通

●低級住宅 ←ホストファミリーここ/一番多い
・1ブロックに詰め込まれるように並ぶ
・通りに面するドアが金網
・見た目古い
・防犯に金網を多用

特に蔑視する意図はなくて、分けるとしたらこうなるね、ってだけ。
でも行くんだったら高級住宅に行きたかった…。

最近は晩飯の時もアメリカのテレビ番組は見られません。
このところホストファミリーが見ているのがTFCチャンネルの「Wowowee」っていう番組。
フィリピン人向けの全世界放送で「わおわおうぃー」って読みます。
なんか有名らしい歌手が司会してるバラエティー番組っぽい。
視聴者参加型の番組で、ステージ裏にずらっと並ぶ観覧者まで巻き込んでます。
タガログ語なので全く内容を把握できないんですが、どういう流れか賞金が出る時があります。
つーか賞金を獲得するのが本来の流れなのか。
その賞金が現金で支給されててビックリしました。
司会者が手元のボックスから「はい、5000ペソ!」とか言って出すの。
日本じゃこれはないよなぁ。
あと、笑うべきらしいところで悪魔が笑ったような声が効果音で入るの。
まぁ前に見た台湾の番組よりはマシだったけど、これ意味分からん。
カメラワークもひどくて目が回るし、ADとか余裕でカメラに映ってくるし。
バラエティー番組は元から嫌いなんだけど、この番組を楽しめるのはホントに分からん。
何言ってるのか分からんのに言うのもアレだけど。
晩飯中かなりヒマ。

その番組を見ていて、フィリピン人の興奮の仕方を学習しました。
唯一知識になったのがこれか。
フィリピン人は興奮すると決まってジャンプしながら手を前に突きだして手先だけ振ります。
ジャンプしない人がいたり、腕が伸びきってない人がいたりするけど、基本フォームは一緒。
みんな同じってある意味すごい。
番組が作り出した文化なのか。

 
うん、いつもに増してろくでもなくひどい内容だったな。
つまんない日記読ませてごめんなさい。
またそのうち書きます。

2009年12月3日

Day 96

こんにちは、精神的に復活したなたねです。
学校はほぼ卒業しかけです。
インターン始めました。

噂では「マーケティング>マネージメント>コミュニケーション」という難易度だったみたいですが、
個人的な辛さレベルで言うと「マネージメント>マーケティング>コミュニケーション」でした。
今月の「マネージメント」のタームが「マーケティング」よりも辛さの面で上回ったのは、
マーケティングの時はお節介なブラジル人たちが仕事の大半を持って行ってくれたからみたいです。

今月はサンクスギビング(11月第4週木曜)があったので26日と27日が休校。
そのせいで最終週のタスクが水曜日までの3日間に詰め込まれ、
最終プロジェクトを完成させるために予想以上に大変なことになってました。

今回のマネージメントの最終プロジェクトの課題はこんな感じ。

次のどちらかの手法を選び、以下の内容を軸に調査し、レポートとプレゼンにまとめなさい。
・新たに企業(架空)を立ち上げ、事業を作成する
・既存の企業を調査する

(1) 事業内容説明
 ・ミッション
 ・会社の概要と説明
 ・製品あるいはサービス
 ・事業戦略
 ・独自の価値
 ・市場あるいは成長の潜在的可能性
(2) マーケティング
 ・目標市場
 ・価値命題
 ・競合
 ・プロモーションミックス
(3) 企業運営と財政
 ・企業構造
 ・価値連鎖
 ・財政構造
 ・財務諸表
(4) 人事
 ・経営陣
 ・企業文化
 ・組織図
 ・採用計画
(5) 成功の鍵(リスクや機会を鳥瞰し、必要ならば提言をつける)

チームメイトはブラジル人と韓国人。
ブラジル人は適当で頑なな意見も持たないタイプ。
韓国人は意見に反対されると引っ込み、考えがふらふらする流動的優柔不断タイプ。
俺は正直言うと意見出すのが億劫になってきてたので今回は静観。
過去2回のチーム内での俺の意見の扱われ方を考えると必然的にそうなる。

で主に韓国人の影響でテーマがふらふらし、最終的に俺が押しとどめて決定したのがこれ。
GEという略称で知られるGeneral Electricです。
(GMのGeneral Motorsじゃないよ)
日本では知名度も低い(特にビジネスと関わりがないと)のですが、世界的には超有名。
俺も知らなかったですが、世界一のコングロマリット(複合企業体)のようです。
あのエジソンが電球を発明したところから始まった企業っぽいけどよく知りません。
航空機のエンジンを始め、照明業界、金融業界、エネルギー業界、メディア業界などなど、
ありとあらゆる業界を席捲する大企業というわけです。
でも調べるには範囲が広すぎたので、その中の家電部門をピックアップ。
アウトラインを作成し、俺が唯一のマーケティング受講者ということで(2)を担当することに。
んでどうなったか、っていうのはこの後の長文日記に沿ってどうぞ。

 
【7日(土)】
前々日のBart車内で韓国人2人と話してて、「どっか行こうぜ」って流れになったので提案しました。
ツインピークスの夜景を見に行こうと。
相当キレイらしいってのは話に聞いてたし、写真見てもキレイそうだったから行きたかったんです。
んで「7日の17時に集合ね」ってことになり、
その韓国人が更に2人(日本人+韓国人女)を招集して結局5人で行ってきました。
以前に徒歩で行ったことがある俺が道を案内してツインピークスへ。
ふもとから歩くこと20分くらい。
感動したよ。

サムネイル
真ん中のひときわ明るいのはMarket st。
奥に見える橋がベイブリッジでその手前の明るいのはフリーウェイ。
奥に光ってるのは対岸のオークランド。

うーん、これはキレイ。
世界三大夜景の異説にはサンフランシスコが含まれてます(あとベガスとサンパウロ)がそれも納得。
函館行ったこと無いけど、あそこで満足してるようならここ来るといいと思います。
多分どっこいどっこいかそれよりキレイ。
サンフランシスコに来たらここは行くべし。
帰国間際になったらサンフランシスコ観光名所おすすめTOP10でも作るか。
ここは間違いなく入るね。
昼夜で。

【13日(金)】
することもなかったので、気になっていたジョン・マクラレン公園に行ってみました。
ここは先日バスの車窓から景色を見てから行ってみたかったところ。
家からはバス1本で行けるので気軽に行ってみましたが、景色は今ひとつ。
丘の南向きの斜面で、見えるのは工場系の「典型的郊外」な景色。
どちらかというと景色よりも足下に広がる草原の方が気に入りました。
もう多分来ない。

【21日(土)】
19日から本格的に調査を始めたマーケティングのパート。
本当は日本語の文献で適当に済ませたかったのに、その知名度のせいでネットに情報が少なく、
結局英語で調べる羽目になって予想以上に時間がかかることに。
競合企業の情報も少なく、仕方なく現地調査を決行しました。
一人で。
向かったのはアメリカ大手の電気店、Best Buy。
サンフランシスコ市内に2店舗あるうち近い方に行ってみました。
目的はGEの白物家電の何品目かについて競合企業を調査すること。
冷蔵庫、オーブン、レンジ、食洗機を中心に調査しました。

最近Nationalが白物家電に専心するとか何とか言ってた気がするので、
たくさん日本メーカーが競合してるのかなぁと思ったらそうじゃなかったです。
どの製品についてもおおよそ共通するメーカーは以下の通り。

・Samsung
・LG
・Electrolux
・Whirlpool
・KitchenAid
・Frigidaire

Nationalを見つけたのはレンジで、しかもたくさんある中で1つだけでした。
日本まだまだ弱い。
つか韓国メーカーが意外と押しててビックリ。
LGはともかく、あのクソSamsungがここまで台頭しているとは…。
携帯では韓国メーカーが強いの知ってたけど、白物家電も日本負けてんじゃん。
ちなみにSamsungは、前に買った外付けHDDが3ヶ月でぶっ壊れて中身消えて以来の目の敵です。
中身がSamsung製HDDだって知ってたら買わなかったのに…。
以来外付けは中身が怖いので、信頼してる日立製をバルクで買って必ず自作。
あと韓国人の話によるとSamsungを日本語にすると「三つ星」らしいです。
五つ星じゃない理由は、韓国では三つがトップランクだからだとか。
…どうでもいいな。
サーバーの容量を無駄遣いするだけの、トリビア以下の無駄知識でした。

話は戻って、白物家電の他にデジカメも調査。
一応GEは作ってるんだけど、店員に聞いたら「GEは扱ってない」って。
ちなみにここでもSamsung活躍中。
でもデジカメ市場は日本勢で賑わってました。
さすが、カメラを提げて観光する姿が定番の日本人、カメラには強い。
主に見たのはこんなとこ。

・Sony
・Canon
・Fuji
・Olympus
・Nikon
・Kodak
・Samsung

トップはSonyとCanonっぽかったです。
Nikonも頑張ってたかな。

サムネイル
こちらは冷蔵庫売り場。
恐ろしくデカいです。
人2人分以上は余裕であるデカさ。
あとアメリカの冷蔵庫は扉のところに氷と液体を供給するディスペンサー機能がついてるのが特徴。
冷え冷えのジュースやビールを扉を開けずに取り出せるとは便利。
日本もすればいいと思うけど、ちょっと文化的にズレがあるんだろうな。
アメリカみたいにキッチン&ダイニングでパーティー開いてエンジョイな文化とは違うし。

サムネイル
アメリカのキッチンは基本これ。
4つ口のコンロの下にオーブンがついてるんです。
しかもデジタルで温度管理まで。
日本のコンロに魚焼き機能がついてるのの代わりだな、きっと。

サムネイル
こちらはGEのレンジの在庫の山。
プレゼンでシェアの比較を一目瞭然にしようと思って撮ったもの。
ここがどこかって?
倉庫じゃないんです。
商品陳列棚の上なんですw
どうやって在庫取るんだろうとか、地震来たらどうするんだろうとか、いろいろ謎。
少なくとも地震来たら終わりだよなぁ。

【24日(火)】
インターンシップの件で担当の人から呼び出されました。
どうも第一希望の貿易関連の会社がどれもダメだった(募集してなかった)みたい。
2ヶ月で希望出すと面倒なことになるってのはこういうことね。
第二希望の広告関連は競争率が高く、代わりにと言って見せてもらったのが2つの企業。
1つは旅行会社。
ニッチ市場をターゲットマーケットに据えた企業で、企業の業務管理をする仕事みたい。
旅行そのものを管理したり、メールや電話の対応、翻訳やマテリアル作成もあるとか。
もう1つは学生向け海外インターンシップ派遣会社。
世界中の学生をアメリカの企業に派遣する会社。
ここも業務管理で、たった2人のスタッフと一緒にいろいろやるみたい。
んで迷いに迷った挙げ句、旅行会社の方で面接のアポを取ってもらいました。
でも30日(月)が面接日になって、取ってもらえたら火曜日から仕事、
そうじゃなかったら1週間先延ばしになってその間に職探しということに…。
こりゃ死ぬ気で受かるしかない。

【25日(水)】
最終試験&最終プレゼン&最終レポート提出…というハードな日。
もうね、死ぬかと。
前日はレポートを仕上げつつプレゼンをまとめ、試験用のカンニングペーパー(合法)を作って
結果的に寝たのが4時過ぎとかで3時間寝られただけでした。
それまでも睡眠不足が続いてたのに、更に3時間は辛い…。

でもまぁ試験は、7ptでレターサイズの紙(4枚)にびっしり詰め込んだカンニングペーパーのおかげで
どうにか切り抜け、レポートもプレゼンの前に完成させてプレゼンも成功。
観客が4人しかいなかったのが不幸中の幸いだね。
全く緊張しないで済んだです。

終わってさっぱり。
勢いで日本人の友達のパソコンのウイルス退治まで引き受けて夜中2時間くらい費やしました。
アホだな眠い。

【26日(木)】
アメリカでは11月第4週の木曜日がThanksgiving Dayになってます。
ちなみに次の金曜日はそこら中の小売店が安売りをするBlack Friday
翌週の月曜日はオンラインショップが安売りをするCyber Mondayです。
サンクスギビングからクリスマスまでの小売店の売り上げは、
年間の売り上げの半分を占めるとか占めないとか。
あと去年のBlack Fridayではバーゲンの時に2人が死んだみたいです。
死人が出るほど恐ろしいバーゲンって一体…。
店は朝4時半とかから開店するんだって。
モノが多すぎて通常の営業時間内では売り切れないからとか聞いたけど。
その4時半に買うために多くの店は何時間か前から列を作ったり、徹夜する人も普通だったり。
前夜に飲み明かして朝買い物に行く、って言ってた友達もいます。
どんだけ安いかというと、Best Buyでは通常なら$700~$1000くらいするだろうhp製ラップトップが
もちろん限定数で1台$199.99とかになってました。
あとはBlu-rayの映画が1枚$9.99とか。

俺は面倒だったのでこの死人が出るバーゲンには不参加を表明。
でもサンクスギビングには木金と合わせて2つのパーティーに参加することになってました。
いつの間にか。

サンクスギビング当日の木曜日。
この日はマーケティングの時の先生であるAlexiaにパーティーの招待を受けてました。
と言うわけでサンフランシスコの南にあるサンマテオ郡ベルモント市へ行くことに。

一緒に招待されてた他5人との待ち合わせは11時50分。
様々な計画の綻びによってその集合時刻前に暇が出来た俺はコイトタワーへ。
コイトタワーはコイト(Coit)さんの遺産で建てた塔らしいです。
高さは55mで、展望台に上るのには$4.50必要。

サムネイル
これはバス停からコイトタワーに伸びる道。
写真だと良く分かんないけど、これ相当急です。
車は90度直角に駐車しなさいっていう標識が立ってますが、
坂の上側をぐいっと持ち上げたら簡単に坂の下まで転がっていきそうな角度です。

サムネイル
外国風な情緒がある下町の景色。
こんなに細い道にも歩道があるのね。

集合時刻が意外と迫ってたのでコイトタワーの本格的な観光はまた今度に。
さっさとバスに乗って集合場所のカルトレインの駅に行きました。
まだ聖ペテロ・パウロ教会もちゃんと見てないし、いつかしっかり時間取って行こう。

ベルモントまでは、サンフランシスコとサンノゼを結ぶカルトレインに乗って行きます。
乗り物系が好きなので、実はこれに乗るのがパーティーと同じくらい楽しみだったり。
てなわけでカルトレイン。

サムネイル
前面はこんな感じ。
ごっついです。
個人的には魔女の宅急便に出てきた電車を思い出しました。
んでホームが低いです。
超海外です。

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カルトレインは2階建て列車。
1階が4列シートで2階は2列セパレートシートになってます。
吹き抜けだったりします。
駅には改札が無くて、車掌が回ってきた時に切符を提示する方式になってます。
往路ではチェックされませんでした。
多分サンノゼに近づいた時に一斉にやるんだろうな。

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2階はこんなん。
窓は汚いけど景色はきれいです。
速度はBartよりは遅かったです。

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夜の写真だけど1階。
シートの作りもちゃんとしてて、雰囲気は日本の新幹線か特急みたいな。
値段も40分乗って片道$4.25と普通。

ベルモント駅には迎えに来てもらってアレクシア家へ。
アレクシア家は高台にあって、サンマテオブリッジとかよく見えました。
家には旦那さんと誰かと誰か(生徒?)がいました。

ジュースとかもらってしばし雑談。
そのうち焼きたてのターキーが出てきました。
これぞアメリカ。
「それでは外科手術を始めます」とか言って旦那さんが解体開始。
見事なまでに解体され、骨とかは鍋に、肉は皿へと移動。

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これターキー。
グロ注意。
刺さってるのは温度計みたいです。

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こんな本格的なおもてなしを受けました。
俺お土産の負担金$11しか払ってないのにいいのかな?

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カットされたターキーとハムとか。
何とかいうソースもありました。
名前忘れた。

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更にこんなに。
向こうからインゲンっぽい何か、小さなレタスの何か、ハッシュドポテト(?)、何かのご飯、
カボチャかなにかで作った何か、みたいな感じです。
…説明しない方がマシだったかも。
料理は分からん。

んで2皿目までおかわりしてお腹いっぱいになりました。
ターキーもこんなに食べると飽きるね。
伝統的なアメリカの料理らしいものは、現代のアメリカの食べ物とは全然違いました。
まぁ伝統って言っても数百年だし、どこ起源なのか知らないけど。

食後の雑談を1時間半くらいしたところでデザートタイムになりました。
正直まだそんなにお腹減ってない。

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もう説明しないので感じて下さい。
とりあえず全部おいしかったです。
やっぱり甘かったけど。

17時過ぎの電車で帰ることになっていたのでその辺でお開き。
行きと同じ車に7人が詰め込まれました。
ちなみに2列シートなので大変です。
運転席と助手席に1人ずつ。
後部座席に4人詰め込み俺端っこ。
荷台(車内)に1人。
警察に見つかってたら大変だったな。

電車の中でもお腹いっぱいだったので、ホストファミリーに「夕飯いらないよ」って電話しました。
もうターキーはいいかも。

【27日(金)】
ブラックフライデーの安売りを華麗にスルーして2度寝。
起きたら15時とか過ぎてたので慌てて起きて18時集合のパーティー会場へ。
しかしこのパーティーには条件が一つ。
それは「自らの出身国の伝統料理を作るか買うかして持ってくる」こと。

つーわけでジャパンタウン。
日本のモノばっかり売ってるチェーン店のスーパーがあるのでそこへ。
迷った挙げ句に「たこやき」、「きなこ餅」、「せんべい」を買いました。

このパーティーは同じ学校の生徒がメイン。
大量の韓国人含め、全部で17人くらい参加したみたいです。

サムネイル
そして再びのターキー。
昨日は飽き飽きしてたけど、こうしてお腹が減ってみると何回でも食えそうな感じ。

サムネイル
ターキーとか肉じゃがとか枝豆とかあります。
俺は韓国人の女の子が作ってきた「キムチケーキ」なるものをもらいました。
好奇心で。
本人も言ってたけど、あれケーキじゃないよね。
どちらかというとお好み焼きに近いかも。
「辛いと食べられない人も多いかと思ってキムチは減らしてみた」って。
マズイとは言わないけど、好きこのんで食べる味じゃなかったね。
つか誰だよ、キムチをケーキにしようとしたやつ。
しかもケーキになってないし、失敗してるし。
一方俺が持って行ったたこ焼きは大好評でしたが、高かったきなこ餅は一部に不評でした。
あんなにおいしいのに、どうやら欧米系の人たちには分からんらしいね。

サムネイル
お酒もあったけどチューハイ系が無かったので飲みませんでした。
日本人の女の子たちは、日本語勉強中のアメリカ人(男)に卑猥な言葉ばかり教えてましたw
これだから日本人はcrazyだって言われるんだ。
日本語のhentaiが海外で通用してしまうのも納得。

サムネイル
こんなメンツ。
見た感じアジアだけど、その通り写ってるのはアジア人だけですw
手前とかにフランス系いたっけ?
もうアジアが濃すぎて忘れちゃった。

帰って写真を整理してみたら人物が写ってる写真が多かったです。
何このリア充感たっぷりなフォルダ。
普段ねこと風景ばっかりなのに。
多分最初で最後。

 
いつだったか忘れたけど、この間街で衝撃的な服装の女の人を見ました。
どうもアメリカ人っぽくて、日本語が書かれたジャージを着てるんですがね。
それがとにかくひどい。
ちょっとキリキリしてたんだけど、それ見て一瞬で和めましたw
写真を撮るわけにもいかなかったので再現画像を作りました。
こんな感じ

あと前も見てみたらちゃんと名札がついてて更に吹きましたw
こんな感じで

意味分かって着てるんだろうかwww
…いやこの微妙なニュアンスを含む何とも言えない言葉は外国人には理解し得まい。
製造元が日本なのか激しく気になるところ。
元ネタでもあるのかな?

インターンシップ始めたけど長くなるのでまた詳細は今度ね。
その前に風邪引きました。
最近寒かったのに3日にわたってジャケット忘れて外出したからです。
アホだな。
熱はないのでインフルじゃないです。
今は大人しくベッドに寝ながらパソコン中です。
まぁこの文章は何日かに分けて書いてるけどね。

栄養のつくものが必要だと思って買い物に行ってきました。
サラダも買ってきたけど栄養ドリンクも買ってきました。
アメリカの栄養ドリンク怖いけど。

サムネイル
いろいろ栄養素とか辞書で調べるの面倒だったので適当に買ってきました。
これで$10だから高いね。
1本は62mlなので日本の100mlよりは少なめ。
ビタミンBが入ってるみたいだったので中身は黄色かと思ったのに、開けたらピンクで驚きました。
パッケージはオレンジなのに。

ふえー、とりあえず寝て治すしかないな。
なんでパソコンしてるんだろ俺。
寝ろよ。

そうそう、こっちではよくわけの分からん電話がかかってきます。
出てみると間違い電話と企業の勧誘が主。
友人と限られた企業にしか番号教えてないし、教えた友人の番号は必ず登録してます。
だから知らない番号とかフリーダイヤルとかは今まで半分以上無視でした。
でもたくさんかかってきて邪魔なので、ここで妙案を思いついたんです。

そうだ、全部「もしもし」って日本語で出てみよう。

まぁ友人は俺が日本人って知ってるから英語で「私はあなたの友人だ」って説明するだろうし、
企業はどうしても俺に用事あるなら何かアクション起こすだろうからね。
これで間違い電話は撃退(アメリカ人にかけたつもりなら謎の言語で返された時点で気付く)。
それから企業の勧誘も撃退(日本人なのにアメリカの製品をわざわざ勧めることもないだろう)。

んで風邪引いてる今日に限って計3本も知らない番号から着信が。
ええ、全部に日本語で出てみましたよ。
以下その記録。

1本目、カリフォルニア州内からの電話。
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「もしもし」
相「Hello???」
俺「へ、へろー」
ブツっ

2本目、フリーダイヤル。
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「へろー?」
相「ブラブラブラブラブラ…SS…ブラブラ…(風邪の頭で何言ってるのか聞き取れない)」
俺「のー」
相「えー、あなた英語を話さないの?(英語)」
俺「いえす」
相「じゃあ何語話者なの?(英語)」
俺「じゃぱにーず」
相「わかったわ、じゃあ次にかける時は日本語でかけるわ。いいわね?バーイ(英語)」
ブツっ
…面倒だったから英語話さないことにしてみたけど、結局英語聞き取ってるっていうねw
矛盾してたのに向こうは気付かなかったのかな?
まぁ次回は堂々と日本語で出られる。

3本目、フリーダイヤル。
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「もしもし」
相「Hello?」
俺「へろー?」(だんだんやりとりが面倒になってきたので放棄)
相「あー、○○さんのお電話ですか?(英語、名前聞き取れなかったけど多分違う)」
俺「のー、ゆーはう゛ざうろーんぐなんばあ」
相「OK, thank you.」
ブツっ
日本人英語で通したのは演技じゃなくて、実際に風邪で頭が働いてなかったからね。
にしてもアメリカ人間違い大杉だろw
ちゃんと確認してから登録しようぜ。

 
さて長い日記を最後までお読み下さりありがとうでした。
飛ばした人もありがとうでした。
まずは風邪治します。
そのうちインターンシップについても書くから見てね。
いつになるか分かんないけど。
じゃねー。

2009年11月25日

Day 88

多忙のまっただ中。
とりあえず思ったことだけ書きたかったです。
忙しいけど。

今まで会ったブラジル人が俺に合わない確率=100%

寛容になろうとしたけど無理だったわ。
キレるまで行ってないけど、どちらかというと呆れたよね。
あぁ、ブラジル人ってこんなんか、って。

今日のエピソード(最終プレゼン直前で超忙しい)。
ブラジル人(女)帰宅。
残された俺と韓国人は色々話し合って決める。
途中でブラジル人からメール。
「何かあったらメールか電話してね」
電話通じない。
帰宅後も用事があったので電話。
通じない。
しばらくしてかける。
通じない。
「電話に出て下さい」ってメールしたよ。
30分くらいして帰ってきた返事。
「ネットが通じなくてロビー(寮の)にいます。だから電話は部屋にあるよ!ゴメンね!」
いやいやいや、持って歩けよw
っていうか取りに行こうよ。
出る準備ないなら「電話してね」って書くなよw
しかもこのブラジル人がチームリーダーで「名ばかり」と化している現実。
結果的に俺がいなかったらどうなってたんだろうねー。

あー、これ明日まででホント良かった。
俺にはこの状況耐えられない。


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